COLUMN
フリーランスの裁量は自分次第!セルフブラック化しないための時間管理アプリ紹介
2023.10.23
フリーランスになって、自由な時間を手に入れたのは良いものの、案件や仕事を多く受注しすぎていつの間にか会社時代以上に朝から夜中まで働いていませんか?今回は、フリーランスにおすすめ!セルフブラック化しないための時間管理アプリを紹介していきます。
目次
フリーランスと会社員の仕事時間の考え方の違い
フリーランスは時間の余裕があって自由!というイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし、セルフコントロールができていない場合、会社員の時の方が規則正しかった!ということも往々にしてあります。
労働基準法第9条の労働者の定義では、「職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者」と記載されており、フリーランスの場合は企業との雇用契約ではないため、「労働者」には該当しない位置づけとなります。
つまりフリーランスは、労働時間に対して報酬が支払われるのではなく、納品物の対価として報酬が支払われるため時間の見積もりができない業務を請け負う場合、長時間労働になりやすいと考えられます。フリーランスの場合は原則、自らで労働時間を決め、時間内に生産性をあげる業務スタイルでなければ継続しません。
フリーランスライターの実例を検証!
実際フリーランスで活動している人はどのような時間帯で労働を行っているのでしょうか。フリーランスライターの実例を1つ見ていきましょう。
【フリーランスライターAさんの場合】
・幼稚園の子どもを持っている主婦
・平日の午前中がメインの執筆
・午後の時間帯は、子どもがいる状況で執筆することも
Aさんは、メインの執筆を平日の午前中に限定して仕事を行っています。しかし、子どもの急な病欠や長期休みに入ってしまうと、いつもの作業時間が取れず、別の時間帯に作業を行わなければなりません。その場合は、納品日までに作業が進まないため、夜中に起きて作業を行うそう。
このように、小さな子どもがいるお母さんにとって、急な病欠や長期休みに時間調整がしやすいフリーランスの働き方は魅力がありますが、急病に対応しながらも業務をこなす場合を想定した働き方や、一人で業務をこなす能力が必要となります。
セルフブラック化しないために!時間管理やタスク管理が行えるアプリ紹介
自由な働き方をしたいと考えてフリーランスに転向したのに、仕事の裁量を上手く調整できず、結果的にセルフブラックに陥っている場合が多く存在します。セルフブラック化しやすいフリーランスにおすすめの時間管理やタスク管理が行えるアプリを紹介していきます。
①Focus To-Do
引用:Focus To-Do
「Focus To-Do」は、タスク管理とリマインダーそして、時間管理術「ポモドーロテクニック」タイマーがついたアプリ。1つの作業に時間がかかりすぎる、時間ごとに作業を切り上げて効率化をはかりたいという人におすすめです。
ポモドーロテクニックタイマーを使用すると25分からカウントダウンが始まります。作業中は自然音など複数の音楽から自由に選択できるので、お気に入りの作業音を見つけて流してみましょう。
②CotoGoto
引用:CotoGoto
「CotoGoto」は、アプリに向かって今日の予定を話しかけることによってAIが毎日の作業内容を分析してくれるアプリです。その時に発した声の調子で、自分のモチベーションなどを分析してくれます。次の日には、予め登録しておいたメールアドレスに分析結果と優しいメッセージが送られてきます。
③Timetodo
引用:Timetodo
「Timetodo」は、やることリストを通知してくれるアプリ。期日が迫っているタスクは通知をしてくれるので、タスク量が多い主婦の方におすすめ。期日が過ぎてしまったタスクも、後日そのまま引き継いでくれるので、タスクが捌ききれなかった予定が可視化されます。
ここで紹介したアプリは、すべて無料でスタートが可能ですので、タスク管理や時間管理のアプリを探しているという方は、ぜひご検討くださいね。
まとめ:フリーランスの裁量は自分次第!セルフブラック化しないために効率よく時間管理を
今回は、フリーランスにありがちな仕事裁量の難しさを実例を挙げ解説し、時間管理やタスク管理におすすめのアプリを3つご紹介しました。フリーランスは、自分で自由に仕事が選べ、いつでも仕事ができる反面、予想外に仕事を詰め込みすぎてしまうとセルフブラック化しやすい働き方です。
ご自分の健康管理のためにも、今回ご紹介した時間管理やタスク管理のアプリを活用して、セルフブラック化から抜け出しましょう。
【ネクストステップの1ポイントアドバイス】
リモートワークブックでは、様々な働き方研究をした記事を公開しています。フリーランスという働き方は「時間調整がしやすい」「働く場所を自由に選択できる」などメリットがある反面、自分で仕事を獲得しなければ報酬は得られません。”フリーランスで仕事を取れないのは致命的!仕事の取り方のポイント”では、フリーランスで仕事を探すためにはどのような方法で行ったら仕事をゲットできるのか、詳しく解説しています。