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広報コラム

決めたことをやり続けるルーティーン成功の鍵は、”ワクワク”する夢を描くこと

2023.10.31

この広報コラムでは、プラスカラー取締役の斉藤が日々インプットした情報をご紹介するとともに、広報に難しさを感じている企業の経営者様や広報ご責任者様、現場で広報活動と対峙しながら次の一手を模索している広報ご担当者様に向けて、今までの広報経験をもとにした知識・ノウハウを共有していきます。 コラムをきっかけに気づきを得て、自考・自走していくための一助となれたら幸いです。

自分の「こうしたい!」を叶える人生の過ごし方を模索しています

経営者朝活の仲間がクラウドファンディングで新商品販売を実施しているそうです。順調な滑り出しで、初日ですでに目標を達成する勢いだと話していました。
私のイメージだと、現在のクラウドファンディングは利用希望者も多く飽和状態になりつつあるので、なかなか応援を集めるのは難しいと思っていましたが、今回初日で目標達成する勢いだと聞き、非常に成功している印象を持ったためどんなことに取り組んだのか?を聞いてみました。

返答は予想とは裏腹に非常にシンプル。
「ただ、やるべきことをやり切った」だけだそう。
このやるべきことというのが、実際棚卸してみると非常に重要ではあるのですが、クラウドファンディングは初速が肝心。そのため、とにかく初日に応援を集めるために400人の友人・知人に直接メッセージを送り、noteで今回の製品開発に至るエピソードや苦労話、想いなどを記事で残し、それらをSNSで拡散する・・・というタスクだったそうです。それを「やり切った」ため今回の結果につながったと話していました。

400人に直接メッセージ・・・
1ヶ月で50人に直接メッセージを送っただけで「大変だ・・・」と嘆いていた自分をこの瞬間恥じました。そして、このコツコツの積み重ねをやり切ることができるかできないかで、叶えたい未来を叶えられるかどうかが決まるのだ、と確信しました。

私にとって、これを「やり切った!!!!」と誇れる一番のエピソードは、高校生時代に所属していたダンス部での活動のみ。あの頃はどんなに疲れていても朝から晩まで毎日毎日、時間さえあれば練習し、大会やイベントに臨み、ボロボロになりながらも必ず結果を残し、そして充実感あふれる3年間でした。なんであんなにハードに毎日頑張れたのか。それは、ダンスが好きで、部活のメンバーが好きで、一緒に達成したい目標があったから。そこに尽きると思います。

自分がやりたい事業で、叶えたい未来があるからこそ、大変なこともコツコツやり切れる。コツコツやるというのは地味に聞こえますが、最も熱量が必要なことです。やりたいという熱意が、目標達成を現実にするんだと改めて実感したお話でした。まさにこの出来事とドンピシャな動画から得た情報、気づきを本日はご紹介します。

本日のインプット&アウトプットは、「目標達成の秘訣」について。

前回の記事の続きで、Youtube動画 中田敦彦のYouTube大学で配信されていた、「40代から手に入れる最高の生き方」に関する動画から得た情報をアウトプットします。

前回の動画からは、「一発逆転は存在しない。成功の近道は小さなコツコツの継続にあり」という学びを得ました。今回の動画では、何をして、何をしないことで最高の生き方を手に入れることができるのか、ということを中心にインプット。

今回の動画からも広報活動のヒントになる学びを得たので、ご紹介していきます。

今日のインプット

Youtube動画 中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【40代から手に入れる最高の生き方②】お金と時間の使い方&しないことリスト

インプットした内容

<40代から手に入れる最高の生き方>
〜前回のおさらい〜

1.人生は40代で花開くようにできている
①なぜか?→人生に慣れてきたから

②40代から最高の生き方を手に入れるためのコツ
■3つの余裕を手に入れる→時間、お金、心
■やりたいことはすぐやる
■シンプル思考&コツコツ努力

2.人付き合いを見直す
①尊敬する人の話を聞く
②第三の居場所を作る
③信頼と信用を貯める

〜今回のインプット〜
④圧倒的なGIVEから始める
・GIVEがあったらセットでTAKEを求めがちだが、大事なのはGIVEを惜しみなく最初に出す。
・返報性の原理。人類の原理。すごくもらったらきちんと返したいと人は考えるもの。
・何かをあげてそれに対して返してもらうことは健全な経済活動。適正な価格であれば問題ない。

⑤理屈より気持ちを優先
・人は感情的な生き物。正しいことがいつもいいわけではないということを念頭において活動する。
・自分が理解できない人は結構な割合でいるもの。
・人は納得感が全て。

3.お金と時間を投資すべきもの
①朝活3時間
・朝が一番大事。集中しやすい朝にクリエイティブなルーティーンを行う。
・自分にとって重要なことは、シンプル&コツコツと朝に集中する

考える思考は15分まで
・15分以内にとりあえずの答えを出してから置いておく。
・人は判断することに体力を使う。しかし長引かせたことでいい答えが出るわけでない。そのためスピーディーに判断を行うことが重要。

③収入は給与以外で増やす
・収入源の数を増やすことによっていくつもの柱ができる。
・給与や報酬の世界から離れ、売上の世界に入る。
・給与は時間への報酬だが、売上は成果に対する報酬。
・生活の中で時間を空けて副業を始めてみる。100円でも1,000円でも売上を上げることで新しい世界が広がる。

④疲れない工夫をする
・早寝早起き、腹八分
・80%主義

4.しないことリスト
①当たり障りない決断をしない
・リスク、反対意見が伴うため、「自分はこれでいく」ということが必要になる。20代、30代にやっていたような人の意見に折れる決断をすると、自分のアイデンティティが喪失する。自分の意見を貫く

②気の乗らない仕事、誘いを受けない
・研修期間は終わっているので、自分の向き不向きや好き嫌いはもうわかっている。
・心からやりたい仕事をして、心から会いたい人に会う。
・断る勇気を持つ。

③夜に考え事をしない
朝こそが全て、夜は寝る
・夜は判断能力がほぼない。ネガティブなものも浮かんできやすい。

④真面目に生きすぎない
・真剣に生きることと真面目にやりすぎることは違う。
・遊び、冒険、祭り。そういう発想があった方が楽しめる。
誰に何を言われようと、夢はワクワクする欲望でいい!!

インプット情報からの学び:目標に”ワクワク”を。達成することが楽しみになれば行動は変化する

40代になると驚くほど体力が落ちて疲れやすくなる、という話をよく聞きます。私自身40代を目前にして「疲れるな・・・」と思うことが増えました。この体力問題と戦いながら20代、30代よりもパフォーマンスを上げていくために必要なことが2つあると私は理解しました。

1つは「生産性を上げる」こと。体力がない分頭を使って工夫することが重要です。やること/やらないことを決める、スピード重視、コツコツ継続する、この辺りがキーワードになります。

もう1つは「揺るぎないワクワクする夢を持つ」こと。これが一番重要だと思います。過去の記事でも、「目的思考であること」、「目標からの逆算」というお話をしてきましたが、そこに”ワクワク”のエッセンスを加えることで、生産性を上げるモチベーションにつながります。

私たちはクライアントさまの広報戦略の設計からお手伝いさせていただくことも多くありますが、まずはじめに、広報の目的、目標を設定していきます。目標は定性目標と定量目標の両方を立てていきます。定量で目標を置くのはそれを達成するための広報活動の内容を決めるときに行動目標に落とし込みやすいからです。広報において数字目標を立てる会社はあまり多くありませんが、数字目標を置いた方が振り返りがしやすく、改善策の洗い出しがやりやすいため、私たちは定量目標を立てることを推奨しています。

この定量目標を立てる前に定性目標、つまり、「会社がどのような状態になれたらハッピーか?」という目指すべき状態を設定します。この部分に”ワクワク”のエッセンスを取り入れられたら、広報活動を進める中で苦手なことややりたくないことも捉え方が変わり、取り組んでいけるようになるでしょう。

私たちの役割は、クライアント様のWantを言語化して目標に盛り込み道筋をつけることですが、そうなった時の状態を想像してもらい、そのワクワクをことあるごとに思い出していただくことで広報活動が進んでいく状態を作るという部分も担います。

毎年広報の目標設定に頭を悩ませている、という話もよく聞きますが、何が実現したら社員のみんながワクワクする状態、自分自身(広報担当者)がワクワクする状態になれるか。そんな視点で目標を定めてみると、その年の広報活動がより一層楽しめるかもしれません。

ぜひ、実践してみてください。

<日々の広報活動にワクワクを取り入れたい!そんな方へ>

広報活動がマンネリ化してワクワクしない・・・
広報の目標は立てているけれど目標に追われすぎて好きな仕事が楽しめない・・・
広報で実現したい夢を広報仲間とシェアしたい!

このようなお悩み、思いを持つ広報さんも多いはず。
かくいう私も、ひとり広報時代にこんなことを思っていました。
広報仲間が増え、定期的に他社広報さんやメディアさんと集まり、色々情報交換や悩み相談などを通じて、自社の広報活動に新たな施策を導入できマンネリから解放され、自分自身も「広報ってやっぱり楽しい」と思えるようになりました。広報仲間に感謝です。

仲間がいると、新しいことに挑戦できる機会も増え、自分自身や活動もアップデートでき、結果的にワクワクが増えていきます。

そんな体験をしませんか?

プラスカラーではクリッピング大手のELNET社とともに、広報同士の交流を深め、広報活動のアップデートを実践する場として広報コミュニティ「ELspot+」を運営しています。
業種業態、広報歴の異なるユーザー企業様が参画し、日々広報のアップデートを楽しんでいます!