COLUMN

TOP > コラム TOP > お仕事研究 > 地方移住に失敗する理由は〇〇不足!失敗しないための5つのポイント
お仕事研究

地方移住に失敗する理由は〇〇不足!失敗しないための5つのポイント

2023.3.6

都会の喧騒とした雰囲気に疲れ、のんびりとした時間が過ごせる田舎暮らしに憧れる人が増えつつあります。
しかし、イメージだけで地方移住を決めてしまい、「こんなはずじゃなかった…」と後悔している人もいるのが現実。今回は、地方移住に失敗した人の例と失敗しないために抑えておきたいポイントを解説します。

【地方移住失敗】多い理由は?

地方移住に憧れる人の多くは、「自然を多く感じる場所に住みたい」「都会のストレスや喧騒とした雰囲気から離れたい」という理由が多いでしょう。
しかし、今まで都会暮らししかしたことがないという人は、地方暮らしがどのようなものかを事前に調べておいた方がいいかもしれません。

理由は、都会では当たり前の日常が地方ではなかなか手に入りにくいためです。
実際に地方へ引っ越したら、憧れていた生活ができなかったという場合があるのです。

では、地方移住において失敗する理由とは何か、詳しく見ていきましょう。

【地方移住で失敗する理由】
・交通面の不便さ
→東京では、交通網が発達しているので、電車を1本乗り過ごしても次の便が数分できます。しかし地方では、電車が1時間に1本しか来ないことはザラです。
さらにバスも中心市街地なら通っていますが、過疎地域の場合だと数日に1本バスが来るだけ…ということもあります。
そのため、車は1人1台持っているのが地方暮らしでは通常です。

・仕事がない
→都会では様々な仕事が揃っていて、様々な雇用形態で募集していることが多いのが特徴です。しかし地方の場合は、職種は限られていて、募集枠も少ないのが通常。仕事を選択できるほど豊富ではありません。

・人間関係が大変
→都会は人口が多く、様々な人が集まっています。ある意味自分の気の合う仲間とだけ会話をしていても、生活に不便をきたすことはないでしょう。
しかし、地方の場合はコミュニティが狭いので、地方独特の雰囲気に慣れる必要があります。地域住民にうまく溶け込めないと、疎外感のある雰囲気になってしまうので、積極的に集まりに参加する必要があります。

・生活費がかかる場合も
→住む場所によって生活費は変わりますが、地方の場合は車の維持費がかかります。
また、雪国の場合だと灯油代や暖房費などが多くかかるため、どのような生活費がかかってくるか計算しておくと良いでしょう。

・娯楽が少ない
→地方では地域のお祭りやイベントはありますが、東京のように多種多様ではありません。ライブやお祭り好きの方にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

【地方移住】失敗しないために抑えるポイントは?

地方移住の失敗例を挙げてきましたが、ここからは地方移住をする前に抑えておくポイントを見ていきましょう。

【地方移住】失敗しないために
□短期移住体験を利用する→移住体験で自分が住みやすい街を探す

□都会と地方で行き来しながらお試し生活をする→いきなり移住するのではなく、徐々に慣れることでストレスなく移行する

□移住前に交通手段を把握したうえで住む場所を決める→比較的交通網が発達している駅近か?車を所有して自然豊かな場所か?検討する

□地域おこし隊など地域活動を仕事に検討→地域おこし隊は「移住×仕事」をかけ合わせた仕事。地域のPRに興味があるなら検討するのもあり

□テレワークを活用→都心での仕事を請け負いながら、地方在住で仕事ができる選択のある会社を検討

初めは移住お試し体験を通して、土地の雰囲気が自分に合っているか、自分は田舎暮らしに移行しても不満はないかを探っていくと良いでしょう。
その際、移住地の交通手段を把握しておくことがおすすめ。場合によっては自家用車の所有を検討し、運転の練習や車の購入を行っていきましょう。

まとめ:地方移住失敗で多い理由は「事前の下調べ不足」。自分に合った土地探しが重要

地方移住の失敗の多くは、事前の下調べ不足です。

具体的には、「交通の不便さが予想以上にあった」「人間関係が難しい」「地方の仕事は少ない」など。しかしこれらは、入念な下調べを行うことで解決できます。

本格的に移住するかどうか悩んでいる人は、短期移住体験や地域おこし隊の活動を利用することで、その土地の雰囲気や生活を実際に体験してみることをお勧めします。

地方の仕事の少なさについては、地方ならではの伝統的な職種も考慮しながら移住を検討していくのが良いでしょう。

【ネクストステップの1ポイントアドバイス】

近年ではテレワークが充実しているので、地方に住みながらも都心の仕事をすることが可能になっています。IT関係の仕事はどこにいてもできる仕事になりつつあるので、スキル習得がお勧めです。

プラスカラーでは、広報PRのスキルが学べる「アドレカレッジ」を運営しています。広報PRのスキルがあれば、地方移住をしていてもテレワークが可能。

地域の広報職としても活躍できますので、仕事の幅が広がります。広報のスキルを磨いて地方移住を本格的に検討してみませんか?