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仕事探しの検索条件は「できること」から「やりたいこと」へ。選択肢は1つではないことに気付けたのはコロナ禍のピンチ

2022.8.2

プラスカラーの組織や働き方、働いている人たちを紹介するオープン社内報。 「一人一人の色を掛け合わせ、colorfulな未来を創る」 をミッションに掲げるプラスカラーの考え方、価値観、想いを綴って参ります。

語学は転職への万能スキルではない。思い知らされる日々

転職サイトの検索は、いつも「語学スキルを活かす」にチェック。それだけの検索条件なら、何件の検索結果が出てくるでしょうか。きっと、そこまで少なくはないはず。でも、そこから実際に興味を持ったページを開いて英語ができればそれだけでいい、となれば残るのは、、、ごくわずか。「転職に有利な資格・スキル」の上位に英語があるのはよく知られている話ですが、でもそれはあくまでも「プラスα」としてで、大体、何かしらの実務経験や、他のスキルがあってこそ活きるもの。いいなと思った求人ページを開いては、他の応募条件を満たさずにすぐに諦めてページを閉じることがほとんどでした。大学を卒業してすぐに英語教師になった自分には英語を教えることしかできない。だから英語を教える仕事に就くしかない、と思い込むようになっていました。そんな私がなぜ、完全未経験から広報に携わるようになったのか、お話ししたいと思います。

自分の働き方は「選びたい選択肢」ではなく、「選ぶしかない選択肢」

私は高校生の時から英語の教員を目指していました。大学在学時は、1年次からすぐに教職課程をとり、卒業と同時に非常勤講師として勤務を開始したものの、収入の面から、副業や複業をしなくてはなりませんでした。生計を立てるためとは言え、複数の仕事を持つこと自体、当時は後ろめたい気持ちがありましたし、教員が自分のスキルを活かしてできる仕事は教えることしかなく、非常勤講師の仲間も皆、他校との兼任や、塾などで副収入を得て生計を立てているのが当たり前の状況。私も例外ではなく、今まで英会話の日本人講師や、短期集中の英語パーソナルトレーナーとして高校の非常勤講師と複業をしていました。英語を教えることはもちろん好きでしたが、それ以前に、他に何もできないということが大きく影響していました。広報の仕事はその響きやイメージに興味や憧れがあっても、当時の自分には無縁の世界でしかありませんでした。

「やりたいこと」を「できること」に。コロナ禍のピンチが呼んだ、プラスカラーとの出会い

「このまま自分は英語を教えることで生きていくんだろう。」

そう思っていた矢先、コロナ禍により転職しなければならないかもしれない状況に陥りました。英語を教えることしかできない自分には選択肢が少なく、急いでいくつかの求人に応募してみるも、うまくいきませんでした。幸い、そのまま同じ職場で勤務できることになりましたが、このまま同じような1年を過ごしてはいけない、自分の今後のキャリアについてもっと真剣に考えてみよう、という気持ちになりました。
そんな時、なんとなく見ていた求人サイトで「週2日からOK!副業・復業、フルリモートの採用・広報PR担当」という文字が目に止まりました。興味があった広報の仕事。教員としての仕事をしながら、広報担当としての経験やスキルを積んで今後のキャリアに繋げられたらいいな、と直感で思いました。いまは、自分が「できること」よりも自分が「やってみたいこと」を一番に考えて、「やってみたいこと」が「できること」になるために、挑戦する時期なのだと、勇気を出して応募しました。

自分のこれからのキャリアへの不安や思いが、道を開く

未経験での挑戦だったので、そもそも採用してもらえるかもわからないし、採用してもらっても、本当にできるのかどうかは未知で、不安だらけ。ただ、未経験だからこそ、もし採用されなくても今までの自分のスキルや経験を否定されるわけでもないし、失うものは何もないと開き直りました。

そして、これからのキャリアを考える必要があること、そのためにもしこのチャンスをもらえたら、今まで学校では経験ができなかったことになんでも挑戦してみたいという気持ちを伝えたことがきっかけとなり、私は広報の社会人インターンとしてプラスカラーに参画することになりました。未経験から採用してもらえたこと自体とてもありがたかったのですが、自分の置かれた立場や考えを理解してもらったことが何よりも嬉しかったのです。

「できること」から「自分自身にしかできないこと」を目指して

プラスカラーに参画し1年が過ぎましたが、いままで英語を教えることしかほぼしてこなかった自分には、プラスカラーでの仕事は、全てのことが新しく、1つ1つの挑戦が、自分の経験やスキルに変わっていると実感しながら働くことができています。何気なく見ているテレビ、SNS、記事がどんな考えや目的に基づいて世に出回っているのかがわかり始めると、日々の生活での視点も変わってきました。自分が知らなかった世界を知るのが今はとても楽しく、もっと早く知りたかったと思うことも多いです。まだまだ経験も知識も浅いですが、今後、さらに広報スキルや経験を身につけて、「英語教員×広報」という一見かけ離れたこの2つを掛け合わせて、私だけにしかできない働き方や強みにしていきたいと日々模索しています。

選択肢は、自分で作る。人それぞれいろいろな働き方があっていい。

今は、もし最終的に選ぶキャリアが広報ではなく、教員であってもよいと思っています。できる、できないの前に大事なのは他の選択肢の存在を知っているかどうか。教員に限らず、特に専門職の場合は、自分にはこれしかできないから選択肢は1つしかない、という訳ではないことに意外にも気づきにくかったりします。私がそうであったように。

後ろめたさを感じていた今までの自分の働き方も、プラスカラーで働くことで、肯定できるようになってきたと感じます。少し前まで、自分のキャリアヒストリーは、ごく身近な人以外には知られたくないし、堂々と人に話せるようなものではないと思っていましたから。

望む働き方は人それぞれ。もし今の働き方や今後のキャリアに悩んだら、ぜひプラスカラーで働く人々を覗き見してみてください。そこにはきっと何かしらのヒントがあるかもしれません。

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