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Pluscolor Life

女性が第一線で働き続けることを体現し、 多様性を受け入れ、”これから”の働き方にチャレンジするプラスカラー

2023.5.14

『女性が「仕事か家庭か」どちらかをあきらめて成立させる二者択一ではなく、「仕事も家庭も」両立させて充実した生き方を実現し、輝きながら働き続けられる世の中にしたい』という代表の想いから設立された、企業の広報・PR支援や広報人材育成を行うプラスカラー。 今回は、働き手と会社が持続可能で良好な関係性を築くための組織運営や、場所や時間にとらわれない働き方の多様性を実現するために取り組んでいることなど、プラスカラーの柔軟な思想や取り組みをお届けします。

代表が率先!コロナ禍以前からリモートワークをいち早く取り入れた理由

プラスカラー代表の佐久間が感じていたように、家庭を持つ働く女性の悩みで多いのは、やはり仕事と家事との両立。

「子どもの送り迎えなど時間的制約のためにオフィスでの仕事や残業に対応することが難しく、働きたいという気持ちはあっても第一線で仕事をすることが難しい‥」

そんな悩みを解決するために、プラスカラーではコロナ禍以前の2017年からリモートワークを採用しています。通勤時間などの時間的制約から解放され、働き方に柔軟性をもたらすリモートワークはプラスカラーが取り組む「自分らしい生き方を実現」するための選択肢の1つとして欠かせません。2018年から政府が取り組み始めた働き方改革による副業の解禁もあいまって、副業を始める方や新たにフリーランスとして独立した方が増え、地方在住で能力のある方がプラスカラーにジョインしてくれる追い風になりました。

2020年には場所や時間に囚われずに就業を可能とするワークスタイルや仕組みづくりにチャレンジすべく代表の佐久間が自ら海外移住し、フルリモートワークを率先垂範。働き方の多様性を体現するロールモデルとなったことをきっかけに、もっとみんなが身軽に働けるようにと2022年にフルリモートワークへとシフトしました。今ではプラスカラーで仕事をするメンバーの8割ほどが地方在住者となり、このことは地方における広報支援を強化したいというプラスカラーの役員である斉藤の想いへとも繋がっています。

「仕事も家庭も」を実現する組織体制の秘密は、正社員ゼロ

プラスカラーの目指す世界観を実現するためには、リモートワークに加えてもう1つ欠かせない取り組みがあります。それは、メンバー全員が業務委託の組織であるということです。

「自分らしい生き方を実現」するための選択肢を多く持てる“未来”を創っていくために、働く人たちの“大切にしたいもの”が結婚や介護のようなライフイベントやライフステージによって変わっていく中で、勤務時間や就労スタイルの自由度が高くない“正社員”という労働形態はかえって妨げになるのではないかと考えました。

会社と働き手にとって持続可能な関係性とは何かを考えた結果、時間に対して報酬を支払う一律型ではなく、働き方の自由度が高い成果型の労働スタイルや報酬制度を取り入れるために全社員を業務委託に切り替えたのです。

プラスカラーが考える理想の労働とは、働くメンバーが意欲と責任を持って仕事に取り組み、その能力や成果に対してお客様から対価をいただき、それが報酬として反映される。

正社員であり続けるか辞めるかという選択肢だけでなく、自分のやりたいことや大事なことを優先しながらも仕事をセーブしたり加速したりと、ライフイベントやその時々の状況に応じて選択可能な労働形態です。企業と労働者が対等でフェア関係であり続けることも私たち組織が目指す形でもあります。

“社員がいない組織“と聞くと、組織として成り立つのか?と思われることも多いですが、プラスカラーはこのような前提のメンバーで構成されているからこそ、意欲のある人しか存在しません。人材流動を”善“とし、会社も関わる人も成長し続けられる「箱」のような組織になりたいと考え、フリーランスがひとりでは実現できない成長や実績づくりができる機会の提供や、フリーランスを目指す人のきっかけ作りができるような事業や組織づくりに日々取り組んでいます。

わたしたちが生きたいように生きるための「箱」になる取り組みとは?

個人で仕事を請け負った経験がある方は感じたことがあるかもしれませんが、自身の経験をアウトプットする機会は多くても、新たな挑戦やスキルのアップデートの機会を作るのは中々難しいもの。

そこでプラスカラーでは、フリーランスやフリーランスを目指す人たちが「広報」という武器を持つことで自身の価値をさらに上げられるのではないかと考え、「広報・PR」を活用してキャリアアップを促進する事業を立ち上げることにしました。
それが
【アドレカレッジ(ADOREcollege)】です。

アドレカレッジは「広報・PR」に特化した実践型オンラインスクールとして、広報・PR活動において外せない手法をインターンのように体験できるプログラムを提供しています。広報で必要不可欠な“届けたい相手に伝えるための情報発信”に必要なナレッジや戦略立案方法を、実務に近いやり方で体験してもらい、作成した成果物はプロの広報がアドバイス、フィードバックを行うので、自身で手を動かして得られる学びと、プロの視点から得られる学び、両方を得られます。

さらに、アドレカレッジを通して一定水準で広報業務をお任せできると判断した場合は、本人の希望のもと、プラスカラーから仕事の相談をさせてもらっています。

最近嬉しかったのは広報未経験でこのプログラムに参加して一から広報を学んだ方が、今までのキャリアとは全く異なる業界で広報として転職を叶えたというご報告でした。

広報を現在のキャリアの延長線上にあるスキルとして身につけるだけでなく、アドレカレッジで得た知見を武器として活用し、本当に実現したい働き方、生き方を選択できるように支援していくことがプラスカラーの目指す姿です。

働き手の選択肢を増やしたい―プラスカラーの先に描く未来

いろいろな色があるからおもしろい。
一人一人の色を+(プラス)することで、様々なことがプラスに向く。
それが、「プラスカラー」という社名に込められた想いです。

わたしたちが何かを諦めることなく、輝きながら働き続けられる未来。
「自分らしい生き方を実現」するための選択肢を多く持てる“未来”を創っていくために、
私たちプラスカラーは就業を希望する誰もが場所や時間に囚われず
就業を可能とするワークスタイルや仕組みづくりにチャレンジし続けていきます。