COLUMN
広報活動の成果を得たいなら、“Just do it ”の状態にまで持っていこう
2023.8.1
この広報コラムでは、プラスカラー取締役の斉藤が日々インプットした情報をご紹介するとともに、広報に難しさを感じている企業の経営者様や広報ご責任者様、現場で広報活動と対峙しながら次の一手を模索している広報ご担当者様に向けて、今までの広報経験をもとにした知識・ノウハウを共有していきます。 コラムをきっかけに気づきを得て、自考・自走していくための一助となれたら幸いです。
目次
「すぐやろう!」と思っているのについ、後回しにしてしまうこと、ありませんか?
私のお仕事デスクの脇に本が2冊積まれています。
そのうちの1冊が、「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」という藤由達藏さんの本なのですが・・・
積まれているこの状態でご推察の通り。
私が直したい悪癖の1つが「後回しにしてしまう」という点なのですが、それにもかかわらず、その悪癖を正す解決策が書かれているであろうこの本がまだ読み終わっていないという、なんともお粗末な状況でした。
そんな時、Youtubeで「すぐやる人は成功者になれる」と力強く書かれた見出しの動画が目に飛び込んできたので、まずはこの動画で情報をインプットしてすぐに始められることから着手しよう!ということで、視聴することにしました。
本日のインプット&アウトプットは、「仕事の進め方」についてです。
ご紹介するのは中田敦彦さんのYouTube大学から、
「【後回しにしない技術①】すぐやる人は成功者になれる」という動画。
仕事ができる人は任されたことを後回しにせずすぐにやる人だという話は、皆さんも聞いたことがあるかもしれません。
作家の辻仁成さんが、編集者から「こういう原稿を書いて欲しいのですが」と依頼があったら、その日中に原稿のほとんどを書き上げ、書けるかどうかを確認した上で仕事を引き受ける、という話を聞いたことがあり、「よし、私もそれを真似てみよう!」と何度か試みましたが、ことごとく挫折しています。
この動画に散りばめられた、成功する人の仕事の進め方のコツを今日は分析できたらと思います!
今日のインプット
中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY【後回しにしない技術①】すぐやる人は成功者になれる
この動画の参考文献:「後回しにしない技術 「すぐやる人」になる20の方法」イ・ミンギュ(文響社)
インプットした内容
■成功者の共有点
・アイディアより実行力。後回しにしない力さえあれば成功できる!
・実行力=意志ではなく、技術。後回しにしないようになれる=成功者になれる
・技術の三段階
①決心する
②実行する
③維持する
①決心する
■ゴールではなく、プロセスをイメージすることが大事
・ミートソーススパゲティを食べている自分をイメージしても、ミートソーススパゲティは作れない!必要な素材や手順をイメージすることが大事
・いつかは楽しく移住している自分を想像していても意味がない。そこに至るまでのプロセスに何があるか?描けないなら調べる→行動することが明らかになる!
・プロセスをイメージできていたら人にプレゼンできる。プレゼンができれば協力してくれる人や賛同してくれる人が現れる。
■プロセスのイメージができたら具体的な計画を立てる
・計画を立てることは面倒だが、計画で問われるのは「本当にやりたいかどうか」。本当にやりたいことだったらプロセスをイメージできたり計画を立てたりできる。
・計画は逆算で立てる。夢が叶わない人は、いつか夢は叶うと思っているから。叶えたければ逆算して考える
・思い込みが激しいとうまくいかない。何かの拍子に計画がうまくいかない場合のプランBを立てておく。ミスしたらこうしよう、断られたらこうしようということを決めておく。
・計画を立てたら宣言すること。大概の人が宣言しないのには3つ理由がある。①非難されるのが怖い、②言わない方がカッコイイと思っている、③夢は人に言うべきではないと思っている。
・夢を言わない人は決心していないに等しい。
②実行する
■タイミング
・締め切りは1つではなく、2つ設定する。終わりのデッドラインではなく、開始のデッドラインを決める!
・人は締め切りいっぱいまで使う習性がある。時間が足りなかったという(言い訳を言う)人が多い。デッドラインが人の行動を決める。だからこそ始まりのデッドラインを作る。
・始めるにあたってのウォーミングアップ禁止!!勉強を始めるときの机の整理整頓とかはいらない。罪悪感の少ない関連する逃避行動はたくさんある。単純作業でなるべく楽な、楽しい行動をしてしまいがち。そのため、最初から雑事、周辺タスクがない状態にしておく。もしくは、大事なことをやってから雑事を行う。やらなけれないけないことから始めること!
インプット情報からの学び:「あとはただやるだけ」の状態に持ち込むことで、物事は進められる
こうなるといいな!と希望は持つけれど、その実現に向けた具体的なアクションプランを立てられない。
〆切まで時間はあったはずなのに、時間が足りなかったと言う。
腰の重い仕事の前に得意で考えなくてもできる業務から始める。
この動画に出てくるやってはいけないことは私の行動とまさに一緒で、これでは到底成功者にはなれない!と深く反省をしました。後回しにしてしまう自分の癖や性質を理解した上で、この動画で紹介されていた後回しにしない技術を元に実行していけば、成功者への道も切り開けるはずです。
私は、特に苦手な「考える」という行為が入る業務をどうしても後回しにしてしまう癖があるので、この動画をヒントに、①調べる、②やることを決める、③それを実行するためにはどんなタスクがあるかを細分化する、④タスクをいつまでにやるか〆切を決め、とにかくやり切る、という枠にはめて、しばらく実行、検証してみようと思います。
この仕事の進め方は、どんな業務にも当てはめることができますよね。
例えば、自社商品をテレビに取り上げて欲しいと思った場合。
「ワールドビジネスサテライトに出られたらいいな、めざまし8で取り上げてもらえないかな、谷原さん好きだし」と思いを巡らせ、こうなったらいいな、妄想するだけでは実現には到底及びません。
「めざまし8」で取り上げて欲しい!そう思ったならば、そこに至るまでのプロセスを洗い出します。
①リサーチする
・めざまし8の中でも、どのコーナーに取り上げてもらいたいか、取り上げてもらえるか
・誰にアプローチしたら話を聞いてもらえるか
・コーナー構成がどのようになっていて、どんな切り口の広報企画がウケそうか
・そのコーナーで過去に紹介された商品や企業はどんな広報活動をしているか
・・・など
②行動する
・コーナーの特徴を掴むために、1週間分の番組を録画してコーナー構成を研究する
・番組に関わっているプロデューサーや制作会社を調べてアタックリストを作成する
・企画が目に止まるようにコーナータイトルでも使われるような企画タイトルを10個考える
・過去紹介企業が他にどのような切り口で広報活動しているか研究するために記事のクリッピングをする
・・・など
例えばこのような流れでゴールから逆算し、そこに至るまでにどんなアクションがあるのかを洗い出し、タスクベースまで落とし込む。そして、あとはひたすらそれをやるだけ。
まさに、Just do it!
広報活動も目的・目標達成に向けてできることはたくさんあります。
「あとはただやるだけ」の状態に持っていくことが、広報活動成功への1つの秘訣といえそうです。
<お知らせ>
広報活動をやっているけれど、なかなか成果が出ない。
広報活動をどう進めていいかわかない。
最近広報をはじめる会社が増えているけれど、どんなメリットがあるかわからない。
上記の記事を読んで、「あとはただやるだけ」の状態にしたいけれどやり方がわからない。
私たちプラスカラーでは月額5万円で
広報のプロが伴奏し、目的・目標から逆算してタスク決めなどを一緒に行う
プロ広報伴走型支援サービス「広報ライトプラン」を展開しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!