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できる人の習慣を転用して広報活動をアップデート!

2023.11.14

この広報コラムでは、プラスカラー取締役の斉藤が日々インプットした情報をご紹介するとともに、広報に難しさを感じている企業の経営者様や広報ご責任者様、現場で広報活動と対峙しながら次の一手を模索している広報ご担当者様に向けて、今までの広報経験をもとにした知識・ノウハウを共有していきます。 コラムをきっかけに気づきを得て、自考・自走していくための一助となれたら幸いです。

習慣化は難しい!習慣化を定着させるための方法を考えてみた

最近の私に必要なこと、それは「習慣化の習慣をつける」こと。起床してから終業時間までやることや時間割を組んで業務を進めるという習慣化に取り組んで早数ヶ月。いまだに完璧にできておらず、習慣化の難しさに直面しています。
継続するために何ができるかと日々模索する中で一つ思い付いたことがあります。それは「習慣化したものをもっと細かく習慣化する」こと。

例えば、早朝の2時間を確保すると決めたシンキングタイムでは、最初の30分でとにかく徹底的に目的(この時間内に決めたいこと、見出したいアウトプット)に対する情報収集&リサーチを行います。その後の時間で得た情報を元に自分の事業にどう活かせるか落とし込んでいきます。
実施内容だけでなく”実施方法”もルーティーンに組み込むことで、余計な思考を省くことができて決めたことをやり切れる集中力が生まれると考えました。

これからさらに習慣化に取り組むぞ!と思っていた時に見つけたのが、本日ご紹介する動画です。以前と比べて情報のインプットを意識的に行うようになったことで、いまの自分に必要な情報がアンテナに引っかかってくるようになりました。

本日のインプット&アウトプットは、「習慣」について。

Youtube動画 新R25チャンネルで配信されている「一流の習慣大解剖」というシリーズの中から、堀江貴文さん、落合陽一さん、齋藤孝さん、成田悠輔さんなど錚々たるビジネスパーソンのビジネス書を手がける敏腕編集者・多根由希絵さんが実践する習慣についてインプット。
具体的な実践内容を知ることで自分の習慣に取り入れていくとともに、広報・PRの視点からも広報活動に活かす方法としてアウトプットしていきます。

今日のインプット

Youtube動画 新R25チャンネル
【堀江貴文、落合陽一、成田悠輔らが信頼】謙虚すぎるベストセラー連発編集者・多根由希絵の全習慣

インプットした内容

ベストセラー連発編集者・多根由希絵さんの習慣について
①書店の売上POSデータTOP100を見る
■始めたきっかけは、こういうものはこのぐらい売れるのではないかとアタリをつけるために始めた。

■この人はなぜこの本を買ったのか?という動機の部分を仮設ベースで見るようにしている。
 ・例えばコロナの時はメンタルやお金の本がよく売れた
 ・最近は「僕らの」というタイトルが多い。「僕らの」というタイトルがあるということは「僕らじゃない」ものもある。心理的安全性の作り方なども流行った。
→一番上のマネジメント層(経営層)ではなくその下のマネジメント層や現場が経営層との分離を感じているのかも?

■最近流行っている書籍の傾向
・昨年は「モチベーション」「すぐやる」
 →何をやったらいいかわからないけど、でもだんだん元気になってきている傾向
・今年に入って「運動脳」「限りある時間の使い方」
 →ライフスキル。人生全般をどうしたらいいかと考えている人が増えている?ビジネスではなく人生の質を上げる。

■売れ筋を見る=トレンドを見る

②本を読んでいる人を観察する
■自分が想定している人ではない人が本を手に取っていると特に気になる。そういう方向に企画を持っていこうかなとか考える

■新宿と小田原の書店でどんなものが置かれているか?共通して置かれているもの、どちらかにしか置かれていないものなど。共通

③大きい方から考える
■一番の目標に達することは何か?を考え優先順位を決める。ゆくゆくどうしたいのか?を考え、注力するもの/しないものを掴む。売上を目標にしている場合は、どうしたら売り上げが上がるかを一生懸命考える。

■編集者の場合は本を売るという目標があると、とりあえず本の数を作るというやり方もあるが、企画が伴わない場合もあり、そうすると本を売るという本質的な目的と合わなくなってしまう。やめとけばよかったなと思う仕事は逆に悪い方向に向かってしまうこともある。

④書いて整理する
■キャッチコピーやカバーを考えるときの整理の仕方→左:著者、真ん中:その本を買いたい人、右側:最近の売れ筋・今までの類書で整理していく

⑤一人で考えない
■何を聞くか?
・統計の本を作ったときに営業部の方にタイトルの相談をした。「データとか統計って、僕たちの仕事になんの関係がある?」という質問をもらった。「だから売れます」など自分の提案の根拠になるという話をしたところ、「それ、根拠あるの?」と最近よく聞かれるという営業さんの声から生まれた書籍
→「それ、根拠あるの?」と言わせないデータ・統計分析ができる本
→こういう系の本にしては珍しく3.5万部売れた

■相談する人は?
・棚もわかっている営業担当
・書籍制作、営業とは関係のない書籍好きの人
・派遣の人など、詳しくない人
 →その人の日常と繋がった意見をもらえると発見がある

⑥アイディアを出すためのインプットをする
■考えていてもアイディアが出ないのは必要なものが足りていないということ。買ってくれるんじゃないかと思われる人が何を考えているのかわからないのであればそういう人に聞いてみる。

■書店に行ってみたり、人と色々話して解決することが多い。

■考えていなかった視点を取り入れる→SNSやコメント欄を見る→匿名だからこそ本音で書く。

⑦「読者」という言葉を使わない
■各々のタイミングによって読者であっても違う→具体的なイメージを持って仕事をする
・カバー:書店で本の前をたまたま通りかかった人
・読んだ人:こんなことを考えて読んだ人

■一人一人にどうやって買っていただくか。届きやすい言葉を使っていく

インプット情報からの学び:成果を出すには、数字・結果・人の意見に素直になれ

今回インプットした動画の内容は、いずれも全て参考になる習慣でした。事業を進めていく上でも参考になる情報ばかりなので、今日から早速取り入れたいと思います。内容がどれも具体的なので、どういうふうに取り入れられるかが明確にイメージできて、インプットした内容としては非常に有用でした。

多根さんの習慣は、「数字・結果・人の意見に素直になる」と言い換えることができるのではないでしょうか。売上POSデータTOP100を見る=数字、本を読んでいる人を観察=結果、一人で考えない・アイディアを出すためのインプット=人の意見、という具合に分類できます。

「数字・結果・人の意見に素直になる」というのは、数字や結果は嘘をつかない、実践したことに対するダイレクトなフィードバックだからこそ、きちんと受け止め、なぜこの結果になったかを考察し、次のアクションにつなげていくことが大事だし、人の意見は鵜呑みにする必要はないけれど第三者からの客観的な情報として、そこから得られる気づきを大事にしよう、ということです。

これは前職のゲーム会社で大事にしていた考え方で、行動指針の1つにもなっていました。何をするにも大事な考え方だと思い、いまでもことあるごとに伝えています。

広報活動に置き換えるとどうでしょうか。
例えば、プレスリリースや広報の企画ネタを考える際には、下記のように考えていきます。

■数字
・自社で発信したプレスリリースやコラム記事、SNS発信内容のPV・閲覧数やリアクション数を確認、どのようなネタ・内容が反応がよいか、期待する効果が出ているかを分析する

■結果
 ・プレスリリース配信ツール(PR TIMESさんや@Pressさん)で上位ランクしているリリースの内容・切り口を洗い出す
 ・露出を狙っている媒体の月間・週間記事ランキング上位にランクしている記事の内容・切り口を洗い出す

■人の意見
 ・記者さんにいま追っているネタや注目している情報をヒアリングする
 ・記者さんに過去発信したプレスリリースや情報・内容についてフィードバックをもらう
 ・広報のターゲットとなりうる人に興味のある内容や知りたい情報をヒアリングする

広報活動とは、新規要素のある情報=新サービス・新商品、新たに何か取り組むといった情報を出していくもの、という風に捉えられていますが、それだけにとどまらず、自社で現在行っている取り組みや事業について、切り口を変えながら情報発信していくこともできます。

広報ネタを考えるときは、私たちは大きく7つに大別されるとお伝えしています。

①新奇要素:新商品/新サービス、新制度、日本初、業界初、最高、最速 等
②時流要素:AI、男性の育休、インボイス制度、副業・複業、リモートワーク 等
③季節要素:エイプリルフール、GW、夏休み、就活、記念日 等
④実績要素:会員〇万人突破、過去最高利益率、無事故〇日達成 等
⑤技術要素:独自技術、機能融合、特許 等
⑥大成要素:大きな投資、買収、提携、資金調達、子会社設立 等
⑦実利要素:キャンペーン、セール、無料セミナー 等

これらに当てはめながら、過去の数字データを分析するとともに、事実として出ている結果や第三者の意見を取り入れながら、どういう内容が記者さんやその先にいる広報ターゲットに届くかを考え、ネタの切り口を決めていくと、「知りたい」「欲しい」と思われる情報発信ができるようになるでしょう。
このやり方を習慣化すれば、世の中に求められる広報活動ができるようになると確信しています。

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