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企業リサーチ

【note株式会社】を勝手に企業リサーチ★byプラスカラー

2021.3.15

社名でもある『note』は、誰もが簡単に発信でき、クリエイターとして画像・動画・文章・音声を投稿し、それを他のユーザーが楽しめるという、今、人気急上昇中のメディアプラットフォームです!

リサーチ企業概要

・社名: note株式会社 (TwitterFacebook
・設立:2011年12月8日
・代表者:代表取締役CEO 加藤貞顕(かとうさだあき)
・社員数:社員114名/アルバイト16名(2021年3月現在)
・所在地:東京都港区北青山3-1-2 青山セント・シオンビル 4階
・代表的なサービス:note
・株式上場:未上場

経営者・創業者

<創業者/代表取締役CEO>  加藤 貞顕
1973年新潟県生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。アスキー、ダイヤモンド社に編集者として勤務。『英語耳』(松澤喜好)、『投資信託にだまされるな!』(竹川美奈子)、『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』(藤沢数希)、『スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学』(吉本佳生)、累計発行部数280万部を記録した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海)や、『評価経済社会』(岡田斗司夫)など、ベストセラーを多数手がける。
2011年にピースオブケイク(現:note株式会社)を設立。『ゼロ』(堀江貴文)、『ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち』(川上量生)、『マチネの終わりに』(平野啓一郎)などの編集を手がける。2012年、コンテンツ配信サイト cakes(ケイクス)をリリース。2014年、メディアプラットフォーム note(ノート)をリリース。

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッション:だれもが創作をはじめ続けられるようにする
ビジョン:noteがあることで、人々は本当に伝えたいことに専念できるよう
     になる

バリュー:クリエイター視点で考えよう / Creator First
     多様性を後押ししよう / Promote Diversity
     クリエイティブでいこう / Be Creative
     つねにリーダーシップを / Leadership
     すばやく試そう / Try First
     おおきな視点で考えよう / Think Big

組織体制

■取締役CTO 今 雄一(こんゆういち)
1985年北海道生まれ。千葉大学大学院工学研究科修了。ディー・エヌ・エーにてソーシャルゲームのサーバーサイド開発業務と運用を経験した後、2013年9月にnote入社。2016年1月にCTO就任。noteの立ち上げから関わり、現在もインフラからフロントエンドまで幅広く対応。

■取締役CFO 鹿島 幸裕(かしまゆきひろ)
1983年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業、スタンフォード大学MBA。外務省、外資系戦略コンサルティング会社を経て、株式会社カカクコムの食べログ本部において新規事業の責任者や全社の経営企画部長を経験。その後全国で100以上の店舗を展開する美容室チェーンのCFO兼CAOを経て、2018年9月にnote入社。2018年12月にCFO就任。戦略・財務を中心にコーポレート系全般を統括。

■執行役員 坂本 洋史(さかもと ひろふみ)
1977年埼玉県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。新卒でアスキー入社。週刊アスキーWeb版の副編集長として、メディア開発・運営責任者を経験。アマゾンジャパンのウェブプロデュースマネージャーとして、マーチャンダイジングやウェブマーケティングなどを担当。2019年7月にnoteに入社。note proの事業開発、事業推進、アライアンスなどを担当。

■CXO 深津 貴之(ふかつ たかゆき)
インタラクション・デザイナー。株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art&Mobile、クリエイティブユニットTHE GUILDを設立。noteのCXOなどを務める。執筆、講演などでも精力的に活動。

市場、マーケット

デジタルコンテンツ業界の市場規模
2018年度:8兆9,666億円(前年比103.0%、コンテンツ市場全体の規模は12兆6,590億円で、全体に占める割合は70.8%
デジタルコンテンツ白書2019 デジタルコンテンツ協会

会社・サービスの特徴

・2011年、デジタルコンテンツの未来を切り拓くために設立された株式会社ピースオブケイク。あらゆるクリエイターが自由に使うまっ白いノートのようなプレーンさを表現するために名付けられたメディアプラットフォーム「note」を主力サービスとし、2020年に社名もサービス名と同じ名前に変更し、note株式会社となる。
・「note」では、クリエイターのあらゆる創作活動を支援しており、2021年4月にサービス開始7周年を迎え、会登登録者数260万人、利用法人1,600社、月間アクティブユーザーは約6,300万人を超える(2020年5月現在)。作品を生み出し、広く認知し、収益化するシステムを全てnoteで完結できることが特徴。
・その他のサービスとして、多くの人が集まるnoteの街でかんたんに情報発信できる法人向け情報発信プラットフォーム「note pro」や、多数のクリエーターや出版社と提携し、コンテンツとの新しい場を提供している コンテンツ配信サイト「cakes」などがある。

ビジネスモデル 

コンテンツ課金の事業モデル

4種類のマネタイズ機能が存在
・単発課金:note記事やマガジンを買い切りで販売する形式
・定期購読:購入月にマガジンへ追加されたnoteを全て読めるように販売する
      形式
・サークル:誰でも月額課金のコミュニティ運営をスタートできる仕組み
・サポート:読者の感じた価値に応じて、対価が得られる仕組み
 ※無料公開noteも対象

notePROの提供(月額5万円)

代表的な競合

・株式会社サイバーエージェント(Ameba
芸能人16,000人以上も参加する国内最大規模のブログサービス「アメブロ」。
Ameba Pick(アフィリエイト機能)や有料記事販売(REQU/リキュー)などのサービスあり。

株式会社はてな(はてなブログ
誰でも使いやすく簡単に書けるシンプルモダンな最新型ブログ。はてなスターや読者登録、はてなブックマークなど、交流できる機会も多い。

競合優位性

・誰でも簡単に安心して創作活動を続けることができる
UI/UXがわかりやすく設計されている
・ランキングがないため、コンテンツの多様性を保持
・広告がないため、読者がクリエイターの世界に没頭できる
・編集部があるため、いいコンテンツが埋もれず、クリエイターにチャンスがあるように日々紹介している

採用関連

エンジニア、PM、デザイナー、BizDev、note pro事業、noteディレクター、cakes、コーポレート、Organization Success

出資・株主

<主要出資事業会社>
電通デジタル、TBSイノベーション・パートナーズ、イード、日本経済新聞社、マイナビ、UUUM、テレビ東京ホールディングス

<資金調達>
2012年2月 フェムト・スタートアップLLPを割当先とする第三者割当増資を
      実施
2012年7月 サイバーエージェント・ベンチャーズ(現:サイバーエージェン
      ト・キャピタル)を割当先とする第三者割当増資を実施
2013年4月 新生企業投資、フェムトグロースキャピタル、ジャフコを割当先
      とする第三者割当増資を実施
2016年12月 電通デジタルファンドを引受先とする第三者割当増資を実施
2017年1月 TBSイノベーション・パートナーズを引き受け先とする第三者割
      当増資を実施
2018年9月 マイナビ等を引受先とする第三者割当増資を実施
2019年8月 テレビ東京HDを引受先とした第三者割当増資を実施。(出資比率
      3%)
2019年7月 UUUMを引受先とした第三者割当増資を実施。
2020年12月 文藝春秋を引受先とした第三者割当増資で実施。
2021年1月 ECサイト構築サービスのBASEを引受先とした第三者割当増資を
      実施。

勝手にキャッチコピー

つくるをビジネスに

クリエイターのあらゆる創作活動を支援している同社。他のメディアとは異なり、作品の創作から収益化までクリエイティブな活動がnoteでワンストップでできるところがポイント。

勝手にペルソナさん

新潟県在住・27歳・クリエイター・ポイント集めに最近はまり中

ブログで自分の作品をPRしているクリエイター。最近はポイント集めにもはまっていて、副業で2〜3万円を稼ぐ方法をリサーチしていたところに、「文書・イラスト・動画」などの作品を投稿して有料記事も販売できるnotoに出会い、現在は会社員として働きながら、副業としてnoteを活用中。会社のことを調べてみると、社長も同じ出身で「だれもが創作をはじめ続けられる世界」をミッションに掲げていることが判明。まさに自分と同じ考えだと思い、気になり始めている。

note株式会社を勝手に広報!

note株式会社さんを、広報のプロであるプラスカラーの経営陣が勝手に広報しました!紹介動画は「勝手に広報チャンネル」からご覧ください。

・クリエイターファーストの企業であるということ。
・とてもシンプルでnoteを始めたい人が簡単にスタートできること。
・広告に頼ることなく、noteのサービスだけで収入が得られること。
・社内には優秀な人材が揃っていること。
・出版社ともコラボしており、出版業界にも貢献していること。

勝手に広報ポイント①クリエイティブな人材を掛け合わせた組織体制

アスキーやダイヤモンド社の編集者として、数々のベストラーを手掛けてきた代表の加藤貞顕氏と、Flashのウェブデザイナーから、大ヒットiPhoneアプリの開発者を経て、UXデザイナーとして、さまざまな有名企業のウェブサービス・アプリを改善してきたCXOの深津 貴之氏。その他、大手ITトップカンパニーの技術者を多数抱えており、クリエイティブな人材を掛け合わせた組織体制を築いてきた強みがある。

勝手に広報ポイント②ベストセラーを多発しているコンテンツ配信サイトcakes

2012年9月にリリースされたcakesは、多数のクリエイターや出版社と連携しているコンテンツ配信サイトで、30,000本以上のコンテンツを配信(2021年3月現在)。無料で楽しめる記事もあるほか、有料会員になれば(週150円、月額500円)全記事の閲覧も可能。読者とクリエイターを身近に結びつけるコンテンツとの新しい出会いの場として提供されているが、さらにこのサイトからベストセラーが多数輩出されていることにも注目。

勝手に広報ポイント③noteの成長はクリエイターから広がる輪が循環する仕組み

2020年5月に会員登録者数が260万人、利用法人は1,600社、アクティブユーザー数(MAU)は6,300万人を突破しているnote。その成長は1つのKPI(重要業績評価指標)を目指すのではなく、クリエイターから生じる輪を循環させる仕組みにある。
単発課金、定期購読、サークル、サポートなど、noteはメディアプラットフォームとしての汎用性が高く、課金機能を使ってユーザーが独自のコンテンツを販売することもできる。中にはクリエイター支援プログラムを通して、実際にnoteから生まれた出版物まである。
2019年にはnote proをリリースし、「ブランディング」、「ファンコミュニティ作り」、「サブスクリプション」など、法人向け情報発信プラットフォームとしてもクリエイターの輪を広げている。

勝手に広報チャンネルとは

株式会社プラスカラーが企画するYouTubeの動画コンテンツ。
元広報・現役経営者である2人(代表取締役佐久間・取締役斉藤)が最近気になる会社を約30分でリサーチし、約10分で勝手に広報するというチャンネルです。立ち上げの経緯や企画趣旨の詳細はこちらの記事をご覧ください。