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企業リサーチ

【17LIVE株式会社】を勝手に企業リサーチ★byプラスカラー

2021.5.4

ユーザー数は全世界で4,500万人以上!ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」を運営し2020年10月には1000万ダウンロードを突破!10代~70代と幅広い年齢のユーザーに支持されている17LIVE株式会社さんがストレスのない配信を実現するためにこだわっていることは何か?

リサーチ企業概要

17LIVE株式会社(TwitterFacebook)
・設立:2017年6月
・代表者:代表取締役 小野裕史(おの ひろふみ)
・社員数:177名(2020年11月末現在)
・所在地:東京都港区北青山2-12-28 SEIZAN青山ビル2F
・代表的なサービス:ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」
・株式上場:未上場

経営者・創業者

<創業者/代表取締役> 小野裕史
1974 年生まれ、北海道出身。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了。2000年より株式会社シーエー・モバイルの第一号社員として創業を率いる。2008年に専務取締役を退任し独立。日本と中国でベンチャーに投資をするベンチャーキャピタル「インフィニティ・ベンチャーズ」を設立。日本と中華圏でベンチャー投資を行いながら、自ら起業家としてサンシャイン牧場のRekoo Japan(レクージャパン)、ジモティー、グルーポン・ジャパン、Farfetch Japanなどの創業を率いる、投資家兼シリアルアントレプレナー。「コミュニケーションこそがインターネット時代の最大のコンテンツ」と考え、「いつでも・誰でも・どこでも」が豊富にあふれる現代に、Liveの臨場感を共有できることに価値を見出し、株式会社17 Media Japanの代表取締役も兼務。

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッション:“Empower Artist, Entertain The World.
      〜才能を輝かせ、世界をワクワクさせる〜”
17LIVE Core Value:
・Respect Everyone
 (違う意見を歓迎する、「I」ではなく「We」で考える)
・Focus On Goals
 (会社のゴール、チームのゴール、自分のゴールを明確にする)
・Break The Norm
 (期待を超えていこう、「できない」ではなく「どうやるか」)

組織体制

■COO 竹中 重人(たけなか しげと)
1997年東京理科大学工学部卒業。日本テキサス・インスツルメンツ株式会社入社する。2006年にダートマス大学経営大学院修了後、ベイン・アンド・カンパニーに参画。サンフランシスコ並びに東京にてコンサルティング・プロジェクトに従事。2011年にソニー株式会社入社し研究開発企画部門の部長として多くの全社レベル・プロジェクトに従事。2014年にソニー不動産株式会社を創業し、執行役員に就任。2015年にNetflixの日本事業立ち上げにファイナンス・ディレクターとして参画。日本での二人目の社員として、コンテンツ戦略の立案とバックオフィスのマネジメントを担当。2019年にOYO Hotels Japan合同会社 バイス・プレジデント、2020年に株式会社17 Media JapanのCOO就任。

■CBSO 中島 亜希子(なかしま あきこ)
2003年にNortheastern University, Business Administration 卒業。2004年にBigfoot Interactive (現 Epsilon Interactive) に入社しメジャー企業のCRMを担当。2005年にiCrossingに入社。メジャー企業のSEOを担当。2007年にOgilvyに入社。ニューヨーク本社で10年勤めた後、日本法人に移動。米国を代表する企業やブランドの担当。2018年にNetflix日本法人に入社。ブランドとエディトリアル担当。2020年に株式会社17 Media JapanのCBSO就任。

■CBO 大淵 公晴(おおぶち こうせい)
2008年に株式会社インデックスホールディングス入社。BtoB向けITソリューション事業の企画アライアンス部門のマネージャーとして、金融、人材、エアライン、ゲーム会社等、幅広い業種の新規サービス、事業立ち上げに従事。2014年に国内体験型アクティビティ予約サービスをゼロから立ち上げ、株式会社アクティビティジャパン(現:HISグループ)代表取締役に就任。2018年に株式会社17 Media Japan入社し、2020年株式会社17 Media JapanのCBO就任。

市場・マーケット

デジタルライブエンターテイメント市場規模
2020年:140億円
2021年には前年比約2.2倍、314億円に急拡大、2024年には約1,000億円予想。2020年のライブエンターテイメント全体の市場規模は1,836億円、前年比70.8%減と見込まれるなど、コロナ過におけるリアルな会場で開催されるライブエンターテインメントの自粛が影響されている一方で、オンラインを介したライブコンテンツの視聴・消費機会は高まりつつある。
デジタルライブエンターテイメント市場予測2020年-2024年

国内のライブ配信は、有名アーティストのライブや演劇から、一般人の雑談、ゲーム配信まで幅広いジャンルで日々発信。ライブ配信の中で最も人気があるジャンルは「ゲーム配信」、ついで「音楽」「トーク、雑談」となっている。ユーザーは幅広い世代に広がっており、ゲーム配信の視聴者は10代~20代、音楽の視聴者は30代~40代と、カテゴリごとに視聴している世代に違いあり。ライブ配信の主な収益は投げ銭システムがメインとなっており、企業によるスポンサードや広告による収益はこれからの分野。今後は投げ銭システムにとどまらず、各企業の広告出稿やスポンサードにより、収益の幅はより広がりをみせる。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング ライブ配信サービス(投げ銭等)の 動向整理 2018年12月14日

会社・サービスの特徴

日本No.1ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」はスマホひとつあれば、いつでも誰でもどこにいてもライブ配信を楽しめる最先端アプリで、世界6か国で展開し、全世界4,500万人以上のユーザー数を超えるサービスにまで成長、月収1,000万円を超える17LIVERも誕生している。Twitter、Facebookのアカウントでログインするだけで、すぐにライブに参加することができ、参加する全員が一緒に盛り上がることができる様々なイベントや、新たなスターを生み出すオーディションなどを壮大なスケールで展開している。

ビジネスモデル

ライバー(配信者)の収益は主に下記3点
・視聴回数(約1,000回の視聴回数あたり100円前後の報酬が発生)
・リスナーからもらったギフト(リスナーがライバーに向けてギフトと呼ばれる投げ銭をプレゼント、ギフトの価格や数量によってもロイヤリティが決定)
・イベントなどでのギフト
17LIVEでライバーがギフトなどで受け取ったポイントは、運営側とライバーの間で分配され、一部のみが報酬としてライバーに付与しており、還元率に関しては、配信時間や視聴者数、もらったギフトの数などの総合評価によってライバーそれぞれに決定。

代表的な競合

・株式会社DeNA(pococha
いつでも誰でも気軽に動画配信と視聴ができるソーシャルライブコミュニティ。

・BIGO LIVE JAPAN(ビゴライブ
世界150ヶ国の国と地域でサービスを展開しているライブ配信アプリケーション。

競合優位性

・最大の特徴は、台湾に会社があり、サービスをつくっているエンジニアだけで100人を超えていること。
17LIVEは配信の時差が少なく、画質も高い。音質もこだわっていて、イヤホンで聴くと明確に差が分かる。
国内のライブ配信市場シェアは63.9%を記録し、大幅なシェアを占める
HPより

採用関連

【キャリア採用】
CEO秘書、ビジネスアライアンス、事業開発担当(マネージャー候補)、事業推進担当(リーダー〜マネージャー候補、ライブ配信コンテンツ企画担当、ライバープロデューサーリーダー、ライブコマース営業担当、マーケティングマネージャー、マーケティングプランナー、Creative Director, Brand、Content Acquisition, Originals、オフラインイベントプランナー、17LIVE(イチナナ)アプリの企画運営担当、プロダクトマネージャー、人事研修担当、Finance Manager、経理スタッフ、アルバイト(営業事務アシスタント)

出資・株主

2019年11月 株式会社17 Media Japanの親会社であり、日本や台湾などで最大のライブ配信プラットフォームの運営会社であるM17 Entertainment Limitedは、シリーズDラウンドにおいて2,650万米ドル(約28億2千万円)の資金調達を実施。
プレスリリースより

勝手にキャッチコピー

パフォーマンスを収益化するサポーター軍団

国内のライブ配信市場シェアは63.9%を記録し、大幅なシェアを占める17LIVE。全世界4,500万人以上のユーザー数を超え、月収1,000万円を超える17LIVERも誕生している。そうしたLIVERを、100人を超えるエンジニアと100名以上のサポート社員が支えている。

勝手にペルソナ

北海道在住・25歳・ユーチューバー・コンテンツ台湾の夜市に行くこと

ユーチューバーとして自分でコンテンツを作り配信してきたが、最近気になっているのはライブ配信だ。リアルタイムにコミュニケーションできる生放送ならではの臨場感が何とも言えない。コンテンツ作りの経験をライブ配信で活かせればもっと伸びる人もいるはずだ。

17LIVE株式会社を勝手に広報!

17LIVE株式会社を、広報のプロであるプラスカラーの経営陣が勝手に広報しました!紹介動画は「勝手に広報チャンネル」からご覧ください

・ライブ配信アプリは様々あるが、グローバル展開しているアプリの方が利用者数が多い(ビゴライブなど)が、日本でのシェアという点で17LIVEが頭一つ抜けている。
・エンジニアが多数在籍していたり、ライバーのサポートにあたる社員が約100名いるなど、サービスの質という点にこだわっている。

勝手に広報ポイント①
投資家兼シリアルアントレプレナーが率いるライブ動画のトップランナー

伸びる市場に注目し、様々な企業への投資やジモティー、グルーポン・ジャパン、Farfetch Japanなど、様々な会社の立ち上げに携わる代表の小野氏が次に目を付けたのがライブ動画市場。主要事業のライブ配信アプリ「17LIVE」で、2020年10月には国内において累計1,000万ダウンロードを突破。グローバルに展開していて、ユーザー数は全世界で4,500万人以上で10代~70代までの幅広い世代に支持されており、40代以上のユーザーが40%以上を占める。日本の認証ライバーだけでも2万5,000人以上、それ以外にも自由に配信している一般の人が、毎日数千~数万人いる。一般ユーザーの他に、世界で活躍する俳優、歌手、タレント、モデル等著名人も積極的に参加していることが特徴。親会社であるM17は、最大の市場である日本チームが中心となり、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドなどアジア各地域のほか、米国や中東へと拡大するグローバルな展開をさらに強化し、ライブストリーミング領域のトップランナーを目指す。

勝手に広報ポイント②
ライバーを稼げる職業へ。手厚いサポート体制とライバー寄り添い型思考

17LIVEは日本だけで200名ほどの社員が在籍し、その内ライバーを直接指導し、サポートをする社員が100名以上。サポートする社員は「ライバープロデューサー」と呼ばれ、ライバーになりたい人やライバーとして日々活躍している人をサポートしている。単月で6万円以上の報酬を得ているライバーは8,430名となり、前回調査より倍増、単月で3万円以上の報酬を得たライバーは12,303名で、こちらも約2倍になるなど、プロの手厚いサポートで効果も出ている(プレスリリース)。コンテンツのクオリティはユーザー満足やリテンションに大きく関わるため、ここを重点的に対応することで早期からの収益化を図っている。

勝手に広報ポイント③
ライブ配信専門のエンジニアが100名以上在籍。ストレスのないライブ配信を実現する技術力

ライブ配信の質へのこだわりがコンテンツの制作体制にも現れている。ライブ配信の画質や音質に対する強いこだわりがあるため、台湾本社にライブ配信専門のエンジニアが在籍している。17LIVE内では毎月約500,000時間を上回るライブ配信が行われており、この膨大な配信量がある中、音質よく、そしてタイムラグがないようにするということを徹底しているのだ。ライブ配信ではこのタイムラグをなくすことがものすごく重要であり、優秀なエンジニアが多く在籍していることが競合との差別化になっている。そのほかの取り組みとして、24時間365日、ヒトとAIでサービス内を徹底監視しするセキュリティ・コントロールを行い、ライバーとオーディエンスに安全・安心な環境を提供。また、バラエティ豊かなイベントや視聴者がライバーに応援として投げる「投げ銭」と呼ばれるデジタルギフトにもこだわっている。

勝手に広報チャンネルとは

株式会社プラスカラーが企画するYouTubeの動画コンテンツ。
元広報・現役経営者である2人(代表取締役佐久間・取締役斉藤)が最近気になる会社を約30分でリサーチし、約10分で勝手に広報するというチャンネルです。立ち上げの経緯や企画趣旨の詳細はこちらの記事をご覧ください。