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【ベルフェイス株式会社】を勝手に企業リサーチ★byプラスカラー

2021.5.11

‟ヒラメ筋”CMで話題沸騰!ニューノーマル時代の営業に革命を起こしたベルフェイス株式会社さん。コロナウイルスの影響から、働き方改革が加速化しつつある昨今。熱い思いとテクノロジーで営業分野を改革し続ける理由とは?

リサーチ企業概要

ベルフェイス株式会社(TwitterFacebook)
・設立:2015年4月27日
・代表者:代表取締役 中島 一明(なかじま かずあき)
・社員数:232名(2020年6月時点)
・所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア39F
・代表的なサービス:オンライン営業システム「bellFace
・株式上場:未上場

経営者・創業者

<創業者/代表取締役> 中島一明
1985年生まれ、福岡県出身。起業を志し、高校を3か月で中退。15歳で土木会社に就職し、貯めた資金で世界一周の旅をしながら200案のビジネスプランを作成。 2007年、21歳で一社目を起業し、各県の中小企業経営者を動画で紹介する広告メディア「社長 .tv」を全国展開。紆余曲折を経て同社を退任したのち、2015年4月27日にベルフェイスを設立。

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッション:勘と根性の営業をテクノロジーで解放し企業に新たなビジネス機
      会をもたらす

ビジョン:世界数十ヵ国で新たなビジネスを生み出すセールスプラットフォー
     ムをつくる

バリュー:Focus 的を絞って一点突破
     Think different その手があったか!!を捻り出す
     Precede the needs 先手を打つ、それが必要となる前に
     Be honest 誠実であれ
     Team building with everyone 全員でチームビルディング
     Details are the key to success 成功は細部に宿る
     For friends 困ったときはお互いさま

組織体制

■取締役 西山 直樹(にしやま なおき)
1983年生まれ、神奈川県横浜市出身。2007年に明治大学を卒業後、新卒で当時営業支援会社として上場を果たした(株)セレブリックスに入社。 大手IT企業のインサイドセールス部隊構築支援を中心に、延べ80プロジェクトの新規セールス部隊立上げに参画。200名を超える営業の採用やマネジメントに従事。 2015年同社を退職し、執行役員を経て取締役に就任。

市場・マーケット

オンライン商談システム市場規模
2019年度:売上金額13億円(前年度比132.1%増)
技術的な進歩と働き方改革による意識の変化に加えて、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、場所を問わず営業活動を継続させるために導入が加速し、同176.9%増と急成長が見込まれる。新型コロナの収束後もニューノーマルな働き方としてオンラインでの商談はある程度定着することが予測されることから、2024年度は135億円、CAGR(2019~2024年度)は59.7%の高い伸びを見込む。
ITR Market View:SFA/統合型マーケティング支援市場2021

会社・サービスの特徴

商談などのビジネスコミュニケーションや営業マネジメントを支援する営業特化型Web会議システム「bellFace」を提供する。企業のインサイドセールス(遠隔営業)を支援するソリューションで、営業先はアプリのインストールやログインなど不要で、PC・スマホ・タブレットなどデバイスを問わず、発行されるコードの入力だけで接続できるのが特長だ。また、特許技術である”シンクロプレゼン”機能、美肌&痩せて映る”ビューティーモード”、独自開発の”音声テキスト化”、”Salesforce連携”など、営業シーンに特化した機能が充実している。

ビジネスモデル

初期費用+月額利用料金のSaaSサービス
料金には導入前後のサポート、システムとの連携、成果アップのコンサルティング、ヘルプデスクへの問い合わせ、各種ウェブセミナー利用、ユーザー参加型勉強会の6つのサポートが含まれている。(サイトページより

代表的な競合

株式会社インターコム(通信、運用管理、リモートソリューション、働き方改革関連ソフトウェア、クラウドやモバイルを活用したサービスの提供)

競合優位性

・電話とブラウザを組み合わせた遠隔営業システムで「有料契約導入社数」「契約導入事業所数」「契約導入ID数」「営業職が利用したことがあるシステム」の4部門でNo.1を獲得
2020年5月14日プレスリリース
・シンクロプレゼンテーション機能により、お互いの画面操作が連動できる(特許取得)

採用関連

<新卒採用>
営業・マーケティング・カスタマーサクセス・人事・広報

<中途採用>
アカウントエグゼクティブ、プリセールス、カスタマーサクセス、セールス、インサイドセールス、Webデザイナー、UXリサーチャー、フロントエンドエンジニア、営業企画、カスタマーサクセスマーケター、品質管理エンジニア、PMマネージャー、PdMマネージャー、Webエンジニア、WebRTCエンジニア、AWSエンジニア、Node.jsエンジニア、SREエンジニア、プロジェクトマネージャー、機械学習エンジニアリーダー、テクニカルサポート、サービス改善/企画、データアナリスト/事業企画室、UI/UXデザイナー、管理会計・KPI管理、コーポレートエンジニア、セキュリティエンジニア

出資・株主

<主要株主>
中島一明、インキュベイトファンド、THE FUND、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、YJキャピタル株式会社、キャナルベンチャーズ株式会社、みずほキャピタル株式会社

<資金調達>
・2018年8月 グロービス・キャピタル・パートナーズ、SMBCベンチャーキ
       ャピタル、YJキャピタル、キャナルベンチャーズが運用する
       各ファンドを引受先とする総額5億円の資金調達を実施。
・2020年2月  シニフィアンが運営するグロース・キャピタル「THE FUND」
       を新規リード投資家として、インキュベイトファンドなど既存
       投資家を含む8社を引受先とする第三者割当増資と、みずほ銀
       行・りそな銀行・商工中金等からのデットファイナンスを合わ
       せ総額52億円の資金調達を実施。

勝手にキャッチコピー

オンライン商談の強い味方

営業特化型Web会議システム「bellFace(ベルフェイス)」は、企業のインサイドセールス(非訪問型営業)を支援するソリューション。商談などのビジネスコミュニケーションや営業マネジメントを支援している。「withコロナ」の新時代における強い味方と言える。

勝手にペルソナ

福岡県在住・35歳・メディア運営・ラグビーを見ること

学生時代、ラグビーに打ち込んできたおかげで、会社に入っても気合いと根性、そして接待でクライアントを新規獲得してきた。でもコロナ過で、直接営業する機会も減り接待営業もできなくなってきた。売上があげられないと思っていたけど、「bellFace」を使ってみたら売上が倍増。でもヒラメ筋は減少傾向・・・。

ベルフェイス株式会社を勝手に広報!

ベルフェイス株式会社を、広報のプロであるプラスカラーの経営陣が勝手に広報しました!紹介動画は「勝手に広報チャンネル」からご覧ください

・ベルフェイスは現在1,200社に有料契約をしており 、毎月2,000〜3,000件のリードがあり、多いときは月100社弱の新規契約を獲得している。
代表中島氏のnote

・オンライン商談を導入しているのは52%でした。その中で、新型コロナウイルス感染症対策として導入を始めたのが48.5%、加えて本格的に稼働したのが28.1%と、感染症対策をきっかけにオンライン商談が広がっている。
ベルフェイス 「オンライン商談」に関する実態調査

勝手に広報ポイント①
テレワーク時代に必要不可欠なインサイドセールスツールのリーディングカンパニー。

これからの時代に欠かせないインサイドセールスツールのリーディングカンパニー。インサイドセールスとは遠隔営業など非訪問型営業のこと。2019年12月というコロナ前だが、日本の営業に関する意識・実態調査より、非訪問型営業の導入率は米国の47.2%、欧州の37.1%に対して日本は11.6%、また週1日以上テレワークする営業担当者は18.4%というデータがある。加えて経営者・役員・会社員にアンケートを行ったところ、営業担当者の訪問を希望する人は全体の60.7%であるが、非訪問型営業を導入している組織・していない組織それぞれの営業担当者に自身の商談成約率を尋ねたところ、加重平均値はそれぞれ39.6%、41.6%と大きな差がなく、成約率に繋がるわけではないよう。「勘と根性の営業をテクノロジーで解放し企業に新たなビジネス機会をもたらす」というミッション通り、この分野で業界を牽引していくリーディングカンパニーと言える。

勝手に広報ポイント②
社員数15名から120名へ。2年半で8倍に拡大した人材投資への熱量。

2015年の創業時から社員数は2年半で8倍の120名、さらに2020年6月時点では232名になっている。「設備も仕入れもないIT企業にとって人材が全て」であると代表中島氏のnoteで発信している通り、2020年2月に資金調達した52億円の資金調達から、その同月には26億円を人材採用に投資することも公表。主に強化しているのはセールス、カスタマーサクセス、エンジニアの3職種。1社1社に丁寧にアプローチできる営業マネージャーや創業初期から強化してきたカスタマーサクセス、エンジニアの開発体制の強化と積極採用を行ってサービスの強化に注力している。

勝手に広報ポイント③
自分の市場価値を客観的に把握できる手厚い人事評価制度。

優秀な人材に活躍し続けてもらうために、人事制度に「市場評価」を反映させる取り組みを行っている。年に1度作成するキャリアシートを外部機関である転職エージェントの人がチェックして市場価値を算出するという仕組み。社員は転職活動をしなくても自分の市場価値を知ることができるうえに、専門家のアドバイスをもとに中長期的なキャリア形成が可能となっている。さらに、市場価格よりも今の報酬が高ければ、相当な理由がない限り転職するが理由ないため、離職率も低く抑えることが可能となっている。

勝手に広報チャンネルとは

株式会社プラスカラーが企画するYouTubeの動画コンテンツ。
元広報・現役経営者である2人(代表取締役佐久間・取締役斉藤)が最近気になる会社を約30分でリサーチし、約10分で勝手に広報するというチャンネルです。立ち上げの経緯や企画趣旨の詳細はこちらの記事をご覧ください。