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【株式会社RevComm】を勝手に企業リサーチ★byプラスカラー

2021.5.24

受賞歴多数!音声解析AIサービスに多くの期待が集まる株式会社RevCommさん。「MiiTel」累計導入社数、400社突破!圧倒的な技術開発力こそが他社に負けないサービスの提供へ。そこには創業者の「熱い想い」が隠されていた!

リサーチ企業概要

株式会社RevComm(レブコム)(TwitterFacebook)
・設立:2017年7月
・代表者:代表取締役 會田 武史(あいだ たけし)
・社員数:80名
・所在地:東京都渋谷区渋谷1-3-9 ヒューリック渋谷一丁目ビル7階
・代表的なサービス:AI搭載型クラウドIP電話「MiiTel(ミーテル)」
・株式上場:未上場 

経営者・創業者

<創業者/代表取締役CEO> 會田 武史
1989年生まれ、東京都出身。中央大学総合政策学部卒業後、三菱商事株式会社に入社し、自動車のトレーディング、海外市場での販売/マーケティング施策の企画・立案・実行、クロスボーダーの投資案件・新会社設立、政府向け大口入札案件、M&A案件等に従事。2017年7月に株式会社RevCommを設立。

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッション:コミュニケーションを再発明し人が人を想う社会を創る
バリュー:Happiness 常に笑顔で
     Accountability 人から信頼され
     Passion 何事にも情熱的で
     Professionalism 世の中への提供価値にこだわる 
     Youthfulness 柔軟で創造的な人

組織体制

■執行役員CTO 平村 健勝(ひらむら たけかつ)
東京工業大学大学院修了後、アクセンチュア入社。マネジャーとしてCRM導入や機械学習・深層学習を用いたプロダクト開発を担当。2018年6月より株式会社RevCommに参画。

■執行役員 技術部長/西日本リージョン統括 川田 敏巳(かわだ としみ)
金融、起業を経てフルクラウドでの全国電話番号トランクを事業化。同事業を骨にフルクラウド通信分野にて3年で5つの事業を収益化。2017年10月より通信バックエンド担当。

コーポレート部門をのぞき、大きくビジネスサイドとテックサイドに分かれる。
・ビジネスサイド:PR&Marketing, Sales, Customer Success, Customer Support, business development。
・テックサイド:Infrastructure, PBX, Web, Mobile, Research。

市場・マーケット

・電話営業・顧客対応関連市場規模
日本国内約3.3兆円
・インサイドセールス市場規模
約500億円:CAGR(年平均成長率)15%程で伸びている急成長市場。
代表インタビューより
・ビジネス関連機器の需要総額
2018年度:4,764億円(2017年度比11.7%減)
ボタン電話装置・PBX・事業所用コードレスホンは2023年度の国内金額は570億円(2017年度比19.0%減)、輸出金額は188億円(2017年度比6.3%減)と予測。ビジネスファクシミリは2023年度の国内金額は1,559億円(同18.3%減)と予測。輸出金額は2,447億円(同5.3%減)と予測。
通信機器中期需要予測

会社・サービスの特徴

「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」をミッションに、営業におけるトークの可視化とセルフコーチング、テレワーク化を実現する音声解析AI電話「MiiTel」を提供する。「MiiTel」は電話営業やコールセンター業務の会話のラリーの回数や、話す量・聞く量、会話のジャンル、声の高低・遅速などをAIで検出し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率向上を実現するIP電話システム。顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているか分からない、というブラックボックス化問題を解消し、成約率を上げ、解約率と教育コストの低下に繋げている。担当者自ら学ぶセルフコーチングツールとして、またリモートワーク環境の早期構築ツールとして幅広い業界で活用されている。

ビジネスモデル

BtoBのサブスクリプションモデル
初期費用¥0、月額¥5,980/ID(税抜)
※最低契約単位:1ID/単月、10ID以下は事務手数料が発生。

代表的な競合

・株式会社アジャストワン「クラウドPBX
初期費用0円で、手軽に利用できるクラウド型ビジネスホン。
・ベルフェイス株式会社「bellface
営業に特化したオンライン営業システム。

競合優位性

・クラウドPBXを提供するだけでなく、営業電話を分析するという業務支援サービス。AIによって営業電話を分析しスコアリングできる音声通話スコアリング機能がは他社のクラウド電話には無い機能。
・複数の技術領域を高いレベルで自社で内製。良質なビッグデータを集めるスキーム。

採用関連

<中途採用>
SaaSエンタープライズセールス、インサイドセールス、インサイドセールスマネージャー、経理サポート/業務委託、カスタマーサクセスオペレーション、SaaSセールス、テクニカルサポートスペシャリスト、HR、音声通信サーバエンジニア、フロントエンドエンジニア、モバイルアプリエンジニア、サーバエンジニア、セールスエンジニア、sales strategy&operation、カスタマーサクセススペシャリスト、UI/UXデザインディレクター、Product Owner、Engineering Manager、リサーチエンジニア、サーバサイドエンジニア、UI/UXデザイナー

出資・株主

<主要株主>
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ 、グローバル・ブレイン株式会社 、 DNX Ventures 、 三菱UFJキャピタル株式会社 、World Innovation Lab 、 WiL

<資金調達>
2020年5月 WiL, LLCが運営するWiL Fund II, L.P.をリード投資家として、
      シリーズAラウンドで8億円の資金調達を実施。
2020年10月 ​日本を代表する大手事業会社および国内外に拠点を有する金
       融投資家を引受先として、新たに7億円の資金調達を実施。

シリーズAラウンドの資金調達を累計調達額15億円でクローズ。

勝手にキャッチコピー

AI×音声で営業スタイルをDX

営業のトークの可視化とセルフコーチング、テレワーク化を実現するための音声解析AI電話「MiiTel」で、ブラックボックスとなっていた顧客と担当者の何をどのように話をしているかのやりとりがオープンに。今までの営業スタイルを変えてくれる新たなサービスが登場。

勝手にペルソナ

東京都在住・23歳・ソフトウェア販売・カラオケ

営業に配属されてから約半年。電話営業でアポイントがとれず苦戦している。先輩に相談しても「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」としかアドバイスもらえず、朝から晩まで電話をしまくっている。もっと具体的なアドバイスをもらうには、どうしたらいいんだろう。

株式会社RevCommを勝手に広報!

株式会社RevCommを、広報のプロであるプラスカラーの経営陣が勝手に広報しました!紹介動画は「勝手に広報チャンネル」からご覧ください

2020年にはGoogle for Startups Acceleratorに採択され、2019年にはB-Dash Camp2019、TechCrunch Tokyoにて優勝。日本HR大賞や東京都主催世界発信コンペティションなどの様々な大会でも入賞している。

勝手に広報ポイント①
受賞歴多数。紆余曲折を経て「やりたいこと」をカタチにした創業者の経営戦略。

小学4年で起業を決意したことからスタートし、ビジネストレンド=AIと、日頃自分が苦痛に感じていること=高いコミュニケーションコストという2軸でやりたいことを決めた代表の會田氏。日本社会は、「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」が優先されがちでコミュニケーションコストが高いので、それを解消すれば日本の生産性は飛躍的に高まると考え「経営判断AIを創出するプラットフォーム」を創るというゴールを最初に定め、そこから逆算し「誰の・どんな課題を・どのように解決するのか」を突き詰めた結果、「MiiTel」に辿り着く。週末起業を始めた2017年2月から会社設立した7月までの6か月間で 10回ピボットして「MiiTel」に行きついたというエピソードがあるほど合理的に考え抜いた経営戦略で、多方面からの期待も高い。2017年7月に創業して約1年後の2018年10月に「Miitel」をローンチしているが、翌年の2019年にはB-Dash Camp2019、TechCrunch Tokyo2019で優勝、日本HR大賞や東京都主催世界発信コンペティションなど様々な大会で入賞するなど、2020年にかけて9つもの賞を受賞している。

勝手に広報ポイント②
複数の投資家が注目。インサイドセールスの効果を最大化する音声解析AIサービス。

「MiiTel」 は電話営業や顧客対応を可視化する、音声解析AI搭載型のクラウドIP電話。顧客と担当者のやりとりが分からないというブラックボックス化問題を解消するため、電話営業や顧客対応の内容をAIを使った音声解析を行い生産性向上につなげるIP電話であるという点で優位性を持っている。AIの音声解析では、会話のラリーの回数や、話す量・聞く量、会話のジャンル、声の高低・速度などを解析し、高精度のフィードバックを行うことで担当者が自主的に改善できることから、商談獲得率向上や成約率向上などKPIの改善が期待できる。また、自動録音・自動文字おこし機能で議事録作成の手間やミスが防げる点や、セールスフォースやサイボウズのkintone(キントーン)など各種CRM連携ができることで、顧客情報を一元管理でき、マネジメント工数を削減できる特徴もある。コロナが拡大し始めた2020年2月の時点で「Miitel」の無償化を発表。同年9月時点のユーザー数は10,000人を超え同年3月対比で2倍に拡大し、2020年12月から2021年2月末にも無償提供を行っている。累計導入社数は800社以上、ユーザー数は18,000人、通話実績4,100万回と、正式にサービススタートしてから約2年半で勢いは加速している。また、このコロナ禍の2020年にシリーズAで総額15億円の資金調達を実施。企業のDX化を加速させる企業であり、その背景には音声認識と解析の技術や開発力があるという点が評価されている。

勝手に広報ポイント③
全てのプロダクトを自前且つフルスクラッチで開発する圧倒的な技術力。

「Miite」lの強みの1つは自社で内製している点で、大きく3つの技術領域の掛け算で成り立っている。①クラウドPBX(電話サーバーのクラウド化)、②音声解析エンジン、③CRMと連携可能なWeb Applicationの3つのうち、①、②は特に専門性・特殊性の高い技術だが全て自前でフルスクラッチで開発。これはCTOの平村氏と技術系マネジメント責任者の川田氏の存在が大きい。平村氏は機械学習・深層学習を用いたプロダクト開発の経験があり、かつデータサイエンティストとしても活躍、川田氏は、クラウド上にPBXをつくる専門性・特殊性の高い技術を持ち、起業の経験もあり、ビジネスへの理解も高い。この2人によって技術面を強化。そうした優秀なエンジニア仲間にするうえで、ミッション(ビジネスを通して創り上げたい世界観)と、Value(どのような人と一緒に働きたいか)をしっかり言語化すること、経営戦略・戦術も粒度細かく説明すること、自分なりに勉強してテクノロジーの理解を深め、最低限の共通言語で話せるようにすること、そして最後には熱意を大切にしている。そうして増えた仲間は現在約80名。Google、マッキンゼー、セールスフォース・ドットコム、メルカリ、NTT、大和証券、リクルート、楽天などの大手企業や、会計士、起業経験のあるメンバーも多数在籍し、多彩なキャリアを歩んできた仲間が集まっている。この多彩なメンバーと独自技術、そして戦略で今後はインサイドセールスシーン以外にも活躍の領域を広げ、さらなる成長が期待できる。

勝手に広報チャンネルとは

株式会社プラスカラーが企画するYouTubeの動画コンテンツ。
元広報・現役経営者である2人(代表取締役佐久間・取締役斉藤)が最近気になる会社を約30分でリサーチし、約10分で勝手に広報するというチャンネルです。立ち上げの経緯や企画趣旨の詳細はこちらの記事をご覧ください。