COLUMN
第4次産業革命を生き抜く。自律型人材を育成するリスキリング施策を
2023.9.1
テクノロジーの進化がますます加速する昨今。AIが人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術特異点)は想像よりも早い2045年に到達するのでは?と巷で騒がれているほどです。最先端技術の登場で人間の仕事がAIに奪われると危険視される時代....。今からできる対策は、やはりリスキリングではないでしょうか。 時代とともに新たなスキル、学び直しを経て変化の激しい時代を乗り越えたいものですね。 そこで今回は、第4次産業革命、生き残る会社に必要なリスキリング施策についてご紹介いたします。
目次
リスキリングとは
リスキリング(Reskilling)とは、言葉通りスキルの再構築を意味します。
主に職業能力の再開発・再教育を目的に、企業が従業員に対して研修制度を行なう施策のことです。
このリスキリングという言葉は、2018年に行われた世界経済フォーラム(ダボス会議)で「リスキル改革」がテーマに取り上げられたことがキッカケとなっています。
日本では岸田政権が2022年10月の臨時国会で「リスキリングの支援に5年で一兆円を投じる」と、表明しました。
すでに海外では進んでいるリスキリング施策ですが日本では、現在もまだあまり浸透していないことから国家総出で力を入れていく対策となっています。
DX時代。新技術採用よりも人的資本経営へ
リスキリングとは広義には「新たな職業もしくは現在の職業で必要なスキルを企業が従業員に対して獲得させる」ですが、その背景にはDX推進に対する人材教育の見直しや、AIの進化によって高まる失業率を軽減させるためという目的があります。
コロナ禍をキッカケに働き方もあらゆるサービスもオンラインで完結できる時代になったからこそ、主なリスキリング施策として注目度が高いのは、DX推進による人材育成がメインとなっています。
ではDXを採用していない企業にとってリスキリング支援は必要がないのかというと、そういうわけではありません。
先にもお伝えしたようにAIに仕事をとって代わられる時代。
企業そのもののDX化が進んでいる・いないに関わらず、従業員のリスキリングは必要です。
人に代わってAIが働く時代。企業が生き残るには、働く人材を「資本」と捉え、一人ひとりの価値を最大限に発揮させていかなければなりません。
広報・PR支援会社が考えるリスキリング対策とは
企業のDX化に関係なくリスキリングは重要項目。ではどんなリスキリング施策を取り入れると良いか。
プラスカラーがとくに注目しているのは、これからの時代の営業・販促に必要な新しいリスキリング施策です。
この20年で世の中の消費活動は大きく変化したことにより、従来のプッシュ型セールスではモノが売れなくなってきている時代となっています。
欲しいモノがあればネットですぐ検索をしたり、口コミレビューを調べたりしますよね。
このような消費者の行動心理に合わせて、魅力的な記事やコンテンツを発信し、消費者のほうから問い合わせをしてきてくれるプル型の営業活動はますます重要となっていきます。
変わりゆく時代の流れとともに変化する消費行動。
それに呼応するかのように営業スタイルやコミュニケーション力もリスキルしていくことで、モノが売れない時代でも消費者から選ばれる人材が育成されていきます。
最後に
人的資本を重視するプラスカラーでは「一人ひとりが“自社の顔”として自信を持って商品・サービスを発信できるようになる」法人向けの研修プログラム提供しています。
今回ご紹介したリスキリング支援としても活用できるプログラム。
補助金で購入できる製品・サービスのカタログサイト「JSaaSストア」では、通常価格100万円のプログラムが補助金を適用すると25万円〜にてご参加可能です。
※対象の補助金:事業再構築補助金・人材開発支援助成金
今後、リスキリングの採用を検討している企業のみなさま、アドレカレッジの研修プログラムの採用を検討してみてくださいね。
プロ広報監修!顧客開拓の新手法。選ばれる1社になる方法
コロナをきっかけに人々の価値観が変わり消費行動が変化。オンライン化が加速し、企業においても自社にマッチするソリューションを自ら調べ、自ら問い合わせるという行動が加速しています。
このような世の中の変化があるため、従来通りの営業スタイルではなかなか売上につながらない、そんな課題を抱える企業さまも非常に増えています。
この課題解決の手法として「広報」を取り入れてみませんか?
これまでの「追いかける営業スタイル」から、「選ばれる広報スタイル」へ。
プロ広報監修の営業研修を通して、営業の均質化・効率化等が期待できる方法をお伝えします。