COLUMN
一発逆転は存在しない。成功の近道は小さなコツコツの継続にあり
2023.10.24
この広報コラムでは、プラスカラー取締役の斉藤が日々インプットした情報をご紹介するとともに、広報に難しさを感じている企業の経営者様や広報ご責任者様、現場で広報活動と対峙しながら次の一手を模索している広報ご担当者様に向けて、今までの広報経験をもとにした知識・ノウハウを共有していきます。 コラムをきっかけに気づきを得て、自考・自走していくための一助となれたら幸いです。
目次
自分の「こうしたい!」を叶える人生の過ごし方を模索中・・・
私たちは、広報PRの実践型オンラインプログラム「アドレカレッジ」を事業として展開しています。
顧客認知拡大の手法として注目されている「広報」。広報と言っても市場で求められているのは、攻めの活動を目的としたマーケティングに近い役割やスキルを持つ人たちです。
そんなニーズに対して私たちが展開するのは、攻めの活動を目的とした広報実務体験のプログラム。攻めの広報活動が求められるこの時代に、需要ある人材を育てていこうと立ち上げた事業ですが、実は最終的に目指している形は「誰もが諦めずに自分のなりたい姿、目指す生き方を実現できるコミュニティ」のようなもの。
「自分らしく生きる」ことを目指す人たちに、その実現に向けたアプローチの1つとして広報PRノウハウを提供しています。ただ、事業を通して最終的に私は何がしたいんだっけ?と、ふと思うことがあります。私たちはどんな価値を提供できるのか?何を提供したら喜ばれるのか?このようなことを模索している時にで立ったのが今回ご紹介する動画。
本日のインプット&アウトプットは、「自分の望む人生を生きる方法」についてです。
Youtube動画 中田敦彦のYouTube大学で配信されていた、「40代から手に入れる最高の生き方」という書籍についてインプット。わたくしごとですが、実は6月に40歳を迎えたため、「40代から手に入れる最高の生き方」というフレーズに惹かれたというのが、この動画視聴の大きな理由です。
30代を迎えたときは、「やっと30代!未知だけどなんでもできる気がする!」と胸を高鳴らせていたことを覚えています。そして40代を迎えるいまはどうでしょうか。結婚、独立、組織や事業を作る経験と、さまざまな経験に彩られていた30代。そんな30代で培ってきたことを、カタチとして残したい、そう思っています。
そんな思いを後押ししてくれるであろうこの動画を視聴し、読者の皆さんにとっても有用な情報として提供できたらと思います。
今日のインプット
Youtube動画 中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【40代から手に入れる最高の生き方①】人生は40代からやりたい事が好きなようにできる!
この動画の参考文献:
「40代から手に入れる「最高の生き方」今すぐ知っておくべき人生を左右する「やっていいこと」「わるいこと」」いれぶん(KADOKAWA)
インプットした内容
<40代から手に入れる最高の生き方>
1.人生は40代で花開くようにできている
①なぜか?
■人生に慣れてきたから。
10代:初めて人を好きになる、20代:初めて社会と向き合う、30代:挫折、経済力、社会的影響力にぶつかる。20代は大人ではあるけれど、20代〜30代は研修期間。→人生に慣れてからが勝負。やりたいことをやれるようになってきた40代はちょうどいい。
②40代から最高の生き方を手に入れるためのコツ
■3つの余裕を手に入れる
・3つ=時間、お金、心
・時間に余裕を作ることから始める。本業以外に収入のポイントを作れる→それによりお金の余裕が生まれ→結果的に心の余裕が出てくる。
■やりたいことはすぐやる
・一通りの経験はしてきているので「まだ早い」は40代にはない。ここからが勝負
・「もう遅い」は言い訳。
■シンプル思考&コツコツ努力
・シンプルな考え方と表現が大事。複雑は続かない
・シンプルな原理は軸が強く、シンプルなことは人にも伝わりやすい
・コツコツ努力すべきことを決めたらルーティーン化していく。一発逆転の法則はない。成功の鍵は毎日コツコツできる分量をやること。Youtuberは動画をコツコツ上げ続けることが大事、でも非常に難しく離脱する人も多い。自分の夢に向かってとにかく続けることができた人が夢を達成できる。コツコツやることを信じる。
2.人付き合いを見直す
①尊敬する人の話を聞く
・尊敬していない人の言葉=愚痴を大量に聞く日々を過ごしていくことが多い。
・自分=周りにいる人の平均をとった人。交友関係、人間関係の平均値になることが多い。一流の人たちに囲まれている人は一流の人たちの考えや行動を聞くことができ、真似できるので一流になれる。
・環境、人選が大事。自分が「この人すごい」と思っている人の話を聞く。直接行動を見ることで自分は変化できる。
②第三の居場所を作る
・第一:家庭、第二:職場・学校→似た人しか集まらない
・第三のコミュニティに入ることで違うことを経験できる。第一、第二の場所で出会えなかった人に出会え、表現できなかったことが表現できるようになる。刺激をもらえる。
・(例)中田さんのコミュニティは「人は何者にでもなれる いつからでも」というシンプルなメッセージで成り立ったコミュニティなので強い
③信頼と信用を貯める
・マネタイズを焦らない。お金を欲しいと思いながら近づかれると人は面倒くさい。マネタイズのタイミングが早いと信頼構築の前に始めてしまう場合もある。
・質の高いものを共有、提供する人という信頼を得ていく。
・自分にできることで貢献しようと思う気持ちでやっていくと、相手が「無料ではもうもらえない、払いたい。」という気持ちになっていく。そうならない場合はニーズマッチしていないだけ。
・ギブ&テイクは圧倒的なギブから始まる→続きは次の記事でご紹介します
インプット情報からの学び:1日10分でもコツコツやることで結果は大きく変わる
今回の動画は「40代から最高の生き方を手に入れるためのコツ」という内容ですが、何歳の人が見ても、いまからでも取り組むべき内容だと感じました。
他の記事でも何度かご紹介していますが、成功するための一発逆転の法則はなく、成功の鍵は毎日コツコツできる分量をやるということ。「これで何か大きく変わるの?」と思うような小さなことを人は信じられず、だからやめてしまう場合が多い。しかし、信じて諦めずに積み重ねられた人が結果を出すということは往々にしてあります。
広報のご支援をさせていただいていた、ある団体の広報さんのお話です。
彼女は出版会社の出身で、コンテンツ作りは経験があったものの広報としては未経験。メディアさんでの露出を目標に、プレスリリースの書き方からメディアリストの作成や持ち込みネタの壁打ち、記者さんへのアプローチ方法からピッチの仕方まで、広報活動のいろはを教えていました。
当時、彼女に対して素晴らしいなと思っていた部分は、決められたこと+αで宿題を進めてくること、私や記者さん、その他の人からもらったアドバイスを必ず活かして資料をアップデートしたり、ピッチ内容を見直したりしていた点です。
※私たちが広報サポートをさせていただく場合、毎月宿題を出してそれを実行してもらい、フィードバックしながらPDCAサイクルを回して進めていきます。
この行動はまさに、「小さいことをコツコツとやり続ける」ことです。
それ以外にも、四半期に1回発行している会報誌を記者さんに毎回送付したり、定期的に電話を入れたり、記者さんとの交流会に毎回足繁く通ったりと、とにかく「これをやる」と決めたことを継続的にコツコツと積み上げていました。
このコツコツ行動の結果、彼女が広報をはじめて半年後に、はじめての全国紙掲載を獲得。それ以降も地元メディアからの取材や、海外メディアからの掲載依頼なども舞い込むようになり、自分自身で活動する以外でもメディア露出を獲得する実績を残していました。
広報さんで成果を出す人の特徴や成果を出すコツについてご質問をいただくことがありますが、その際には彼女の例を挙げながら、「小さなことでもやめずにやり続けること」を一つとしてお話ししています。
広報活動は対応することが多岐に渡るため、「やりたくてもなかなか着手できなくて・・・」と仰る方も多いです。人事・採用、マーケティングなど他の職務と兼任されていらっしゃる方も多いので、なおさらです。
ですが、一気にやろうとしなくていいんです。
毎日1人の記者さんにメッセージをする。毎日1ページずつピッチ資料を見直しアップデートするなど、1日このための時間を15分取って少しずつ進めるだけで、結果は確実に違ってきます。
この記事を読んでいただいている方で、「やりたくてもできない」が口癖になっている場合は、ぜひそのやりたいことを、1日10分でも着手して進めてみてください。
<積み重ねが苦手、進め方がわからない。そんな悩める広報さんの伴走者となります!>
プレスリリースするネタがない、記者さんとの繋がりが持てない、露出が取れない・・・
こういったお悩みを持つ経営者の方、広報さんはたくさんいらっしゃいますが、その理由は、目的・目標に向けたアクション量が足りない、結果が出なくて途中でやめてしまっている、という場合も多い印象です。
特にひとり広報さんの場合、自分で考え自分で行動する、ということが求められるため、自分で自分を律したり鼓舞したりすることが苦手な場合、動きが止まってしまう、ということもあります。
そんな時は、ひとりで悩まず、ぜひ私たち、広報のプロに頼ってください!
経験・ノウハウが豊富な熟練広報が、貴社の広報の成果を導くアドバイスを行いながら、伴走型支援をさせていただきます。
広報歴20年のベテランや、広報戦略策定100社以上の実績を持つプロ人材が、皆さんの会社に合った広報戦略・広報活動の実行へ導きます。