COLUMN
広報人材の育成、どうすればよい?
2023.11.8
プラスカラーが提供している『広報ライトプラン』は新人広報の育成、記者会見準備・運営、PRリテーナー契約など、幅広く広報活動をサポートしています。 このコラムでは、日頃広報ライトプランを活用してくださっている広報活動に課題を持つ企業のみなさまへプラスカラーに所属する広報のプロが伝授している羅針盤のような広報のエッセンスをちょっとノゾキミするようにお伝えしていけたらと思います!
広報は単に宣伝活動をすることだけではなく、組織とステークホルダーとの間に信頼関係を築くことが目的の「知られていない事を世の中に知ってもらい、社会との信頼形成を担う活動」というお話を以前のコラムでさせて頂きました。
今回は、広報ライトプランを活用されているお客様からお伺いするお悩みの1つである、「広報を担うのはどんなタイプの人が向いているのか」、また「広報人材の育成にあたり必要とされるスキルや重要なポイント」はどのようなものなのかを考えていきたいと思います。
目次
1.広報に向いている人材とは広報に向いているといえる要素
広報の業務は情報発信にとどまらず、情報発信メディアとのコミュニケーションや調整、ブランド構築や危機管理と多岐に渡り、さらにメディアへは根気強く継続的なアプローチが必要です。それゆえに広報に向いている人とは、物事に対して前向きに取り組むことができ、柔軟な視点を持ち続けられる人と言えるでしょう。
上記を踏まえ、新たに広報人材を選出する際は下記にあげる要素の強い人を抜擢することがおススメです。
・好奇心が旺盛で「なぜ?」を深掘りできる
・一度ハマったらとことん突き詰める
・毎日のルーティンを習慣化させられる
・フットワークが軽い
・前向きなコミュニケーションが取れる
上記の要素に当てはまる広報に向いている素養がある人が社内にいたとしても、会社で広報の経験がまったくなく、手探りで広報活動を始めることになってしまう場合は、プロの広報人材やPR会社にサポートしてもらう方法もあります。
次の段では広報人材の育成に重要なポイントをお伝えしていきます。
2. 広報人材の育成における重要ポイント
①コミュニケーション力を磨くこと
相手のニーズやシーンに合わせた分かりやすい表現が出来ることはもちろん、情報の要点を見極める力やライティングスキルなどを習得する必要があります。日頃から情報の整理と選別や何か一番伝えたいことなのかを考え、情報発信に活かせるように準備をしましょう。
②業界知識を獲得すること
組織や企業が所属する業界や市場を理解していないと効果的な情報発信や適切なコミュニケーションを行うことは難しいため、業界や市場に対する深い知識を持つことが重要です。業界のトレンドや競合他社の動向を把握し、戦略を立てる引き出しを多く持てるようにすることが重要です。
③ターゲットを理解すること
広報活動は対象となるターゲットに合わせてコミュニケーションの最適化を実行していくことが重要です。ターゲットのニーズや関心事を把握し、それに合わせたコミュニケーション戦略を考えられるよう情報収集に努め、ターゲットへの理解を深めましょう。
④メディア特性を理解すること
いわゆる4大マスメディアと言われるテレビ・新聞・雑誌・ラジオはもちろん、現代の広報活動にはデジタルメディアの活用が不可欠です。SNSやウェブサイト、ブログなどデジタルメディアの特徴や利用者の属性を知り、効果的な情報発信や対話ができるようにしましょう。
⑤広報活動の目的を達成ための戦略的思考を持つこと
広報活動には目的を達成するための戦略が必要です。組織やブランドの目的を理解し広報活動の目的を定め、目的を達成するための広報戦略を策定し実行する能力が重要です。
⑥広報活動のフィードバックと改善を進めること
広報活動の目的を達成するために継続的な活動の改善が必要不可欠です。周りからのフィードバックを受け入れ、成功や失敗から学び、次回の広報活動に生かす姿勢を持ち、戦略を修正し続けることが重要です。
まとめ
今回は、広報を担うのはどんなタイプの人が向いているのか、また広報人材の育成にあたり必要とされるスキルや重要なポイントについて考えてきました。
これらのポイントを意識して育成や活動に取り組むことで、広報人材の成長と組織の成功に繋げていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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