COLUMN
フリーランスで仕事を取れないのは致命的!仕事の取り方のポイント
2023.2.13
自分の好きな場所や時間で仕事ができるフリーランス。昨今の社会情勢も影響し、2021年には日本の労働人口の24%がフリーランスとして働いているというデータもあります。しかしフリーランスは、自分で仕事を獲得しなければ収入に繋がりません。今回はフリーランスの仕事の取り方や仕事が取れない原因を解説します。
目次
近年におけるフリーランス人口は?
近年におけるフリーランス人口の推移を見ていきましょう。
フリーランス実態調査のデータによると、日本のフリーランス人口は、2019年に1,118万人、2020年に1,062万人、2021年に1,670万人と増えていることが分かります。
アメリカでは労働人口の35%がフリーランスといわれていますが、日本のフリーランス人口はアメリカより10%ほど低く24%です。しかし、アメリカの流行や考え方は日本の数年後の姿といわれているので、日本においても今後フリーランス人口が増えていくことが予想されます。
日本において、フリーランスが増えている理由は以下の通りです。
【フリーランスの増加理由】
・働き方の多様化が進んだ
・リモート、テレワークが普及した
・フリーランス向けサービスが充実してきている
・副業を解禁する企業が増えている
副業・複業の解禁、働き方の多様化といった社会的背景に加え、コロナ禍によってリモート、テレワークが急速に進んだことから、1日8時間、週5日勤務、同じ場所・同じ会社に出社するという従来型の働き方から脱却し、ニューノーマルな働き方に挑戦する人が増えたと考えられます。
毎日満員電車に揺られることなく、自宅やカフェなど自分が選択した場所で仕事ができる点がフリーランスの働き方の特徴です。また、仕事量を自分で調節できるので、子どもや家族の用事と調整しやすい点はフリーランスの魅力ですよね。
そんな自由な働き方への憧れも手伝って、フリーランスで仕事をする人が日本でも増えています。
フリーランスで仕事を取れないのは致命的!取れない理由、継続できない原因は?
自由な働き方ができるフリーランスですが、「自分で仕事が取れない=収入が得られない」ため、仕事の獲得はかなり重要です。そして、フリーランスの最初の壁といえるでしょう。
フリーランスという働き方に憧れていても、ここを乗り越えられなくて諦めたという人も多いと聞きます。仕事が取れない理由として以下が考えられます。
【フリーランスで仕事が取れない理由】
・スキル・実績・経験不足
・仕事を選びすぎている
・仕事の探し方が分からない
・プロフィールやポートフォリオが分かりにくい
・積極的に営業活動をしていない
では、仕事が取れない理由をふまえたうえで、仕事の取り方を見ていきましょう。
フリーランス成功の秘訣!仕事の取り方の5つのポイント
先ほど仕事が取れない理由として5つ挙げましたが、それぞれ解決策があります。
【スキル・実績・経験不足が原因の場合】
・会社員なら、転身する前にスキルを磨いておく(実務経験をつけておく)
・専門スキルを磨く(初心者向けの案件を受注する)
・スクールやサロンに入会して勉強する
【仕事を選びすぎていることが原因の場合】
・フリーランス初心者の場合、自分の実力と市場価値が一致していない可能性がある
・経験を積むことを優先に仕事を選ぶ
・実績を積んだら、単価交渉や別の仕事も検討していく
【プロフィールやポートフォリオが分かりにくい場合】
・実際に請け負った仕事を定期的にポートフォリオにまとめておく
・自己アピールができるよう自分のブログを活用
(HPを見て問い合わせが来るよう動線を作る)
【仕事の探し方が分からない場合】
・フリーランスを扱う専門サイトに登録&案件応募
・クラウドソーシングの利用
・フリーランスの先輩に仕事の取り方を教わる
【積極的に営業をしていない場合】
・積極的に営業しなければ仕事が得られないことを理解したうえで、営業を行う
※営業方法の例としては以下の方法がありますので、自分でできることから始めていきましょう。
営業方法の一例
・以前の職場からの業務委託を受ける
・知人からの紹介
・SNSを通した営業活動
・インターネットの求人サイト
・ビジネス交流会への参加
・地方案件の公募情報を見る
フリーランスを続けるためにスキルを磨こう!スキルがあれば仕事は取りやすくなる
フリーランスの仕事は、自身の経験の切り売りになりがちです。会社員時代の経験やノウハウを活かして結果を出すこともできますが、いつまでもそれだけで仕事を取り続けることは難しいのが現実です。フリーランスで活躍し続けるためには、学び続けること、実績を積んでスキルアップを目指していくことが重要です。
案件一つひとつ結果を出し続ければ、仕事の依頼が途絶えることはないでしょう。そのためにも、自分の得意領域やできることを明確にし、そのスキルを高めていくことが重要です。
【ネクストステップの1ポイントアドバイス】
フリーランスに憧れはあるけれど、スキルに不安があったり、何から始めたら良いかわからないということもあります。
そんな迷いがある場合は、新たなスキルとして、あらゆる仕事で活かせる広報・PRのスキルを身につけてみませんか?広報・PRのスキルは自分を売り込む際にも役立ちます。
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