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【BASE株式会社】を勝手に企業リサーチ★byプラスカラー

2021.3.30

開設ショップ数110万越え!(2020年9月時点)ネットショップ開設実績3年連続No.1!「誰でもかんたんに使える」ECプラットフォームを展開。ECサービスの同業他社が多く存在するなか、市場の差別化を図り様々な事業を展開するBASE株式会社さんとは?

リサーチ企業概要

BASE株式会社Twitter
・設立:2012年12月11日
・代表者:代表取締役CEO 鶴岡 裕太(つるおか ゆうた)
・社員数:単体127人 うち、プロダクト人員74人(2020年3月末現在)
・所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号
              住友不動産六本木グランドタワー 37F
・代表的なサービス名:
 ネットショップ作成サービス「BASE
 ショッピングアプリ「BASE
 オンライン決済サービス「PAY.JP」
 ID決済サービス「PAY ID」
・株式上場:東京証券取引所マザーズ市場上場(証券コード4477)
              *2019年10月25日上場

経営者・創業者

<創業者/代表取締役CEO> 鶴岡 裕太
1989年生まれ、大分県出身。大学在学中にクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を運営するハイパーインターネッツ社(現: 株式会社CAMPFIRE)のエンジニアインターンを経験。そこで出会った家入一真氏と複数のサービスを立ち上げ、バックエンドのプログラミングやディレクションを行う。そこで、後に会社設立のきっかけとなるネットショップ作成サービス「BASE」のプロジェクトを開始する。2012年11月に「BASE」をリリース。2012年12月にBASEを設立。わずか1カ月で目標の1万店舗を達成。2012年12月11日にBASE株式会社として法人化。2017年、代表がForbes JAPANの日本の起業家BEST9位に選出され、2019年にForbes JAPAN起業家ランキングで3位になっている

ミッション・ビジョン・バリュー

ミッション:Payment to the People, Power to the People
                 (ペイメントを、世界中の人へ解放する)
バリュー:Be Hopeful(楽観的でいること)
              Move Fast(早く動くこと)
              Speak Openly(素直に話すこと)

組織体制

■取締役EVP of Development 藤川 真一(ふじかわしんいち)
1973年生まれ、埼玉県出身。FA装置メーカー、Web制作のベンチャーを経て、2006年にGMOペパボへ。2007年からTwitterクライアント『モバツイ』の開発・運営を個人で開始。2010年には想創社を設立し、2012年4月まで代表取締役社長を務める。その後、iPhoneアプリ『ShopCard.me』を開発、2014年にはBASE株式会社のCTOに就任。2019年7月より現職。

■取締役CFO 原田 健(はらだ けん)
早稲田大学商学部卒業後、大手ゼネコンにて経理財務業務を担当。2007年よりミクシィにジョインし、経理マネージャー、経営企画等の業務を担う。2013年に株式会社フリークアウトに入社。経営管理マネージャーとして2014年6月に同社のIPOに貢献。その後、経理財務、経営企画、IR業務全般を推進。2015年6月にBASE株式会社にCFOとして参画、コーポレート業務全般を担当

■取締役COO 山村 兼司(やまむら けんじ)
1978年生まれ、京都府出身。サントリー清涼飲料部門の営業を経て、2004年株式会社リクルートへ。学び事業にて、営業、商品企画を担当し、2009年 ケイコとマナブ.net事業責任者、2010年 共同購入サービスのポンパレ事業立ち上げに参画、ゼネラルマネジャーとして全国拡販を推進、その後、CS推進部、ECビジネス推進室にてゼネラルマネジャー、関連企業での経営企画部長や、ショプリエ、Airレジ、 Airペイでの事業企画、営業企画等を経て、2017年より、BASE株式会社に入社、ビジネス部門全般とショップさんの売上向上支援などカスタマーサクセスを推進。同年7月よりCOOとして事業・組織体制の強化を図り、2018年6月に取締役に就任。

■社外取締役 家入一真(いえいり かずま) 
デザイン会社入社後、2003年1月有限会社paperboy&co.(現:GMOペパボ株式会社)を設立。2012年12月当社社外取締 役に就任。当社をはじめ、株式会社CAMPFIRE、株式会社partyfactoryなど様々なベンチャー企業に参画。

市場・マーケット

国内BtoC-EC市場規模
2019 年:19 兆 3,609 億円(前年比 7.65%増)。
EC 化率は 6.76%(対前年比 0.54 ポイント増)※EC 化率は物販分野を対象
コロナ過により、今後も市場規模、EC化率共に加速すると思われる。
経済産業省 令和元年度報告書

会社・サービスの特徴

メインサービスは、ネットショップを簡単に作成できるECプラットフォーム「BASE」。初期費用・月額費用を無料で提供し、2021年3月時点で開設ショップが140万突破。独自の決済システム「BASEかんたん決済」がある他、PAY事業として資金調達サービス「YELLBANK」やオンライン決済サービス「PAY.JP」がある。

ビジネスモデル

BASEは主に個人やSMB層(中堅・中小企業)をターゲットとして、初期費用・月額費用を無料とする一方で、売上が発生した場合にのみ決済手数料及びサービス利用料を支払う仕組み。
収益源として、ひとつ目は決済手数料として取引金額の3.6%+40円。ふたつめ目はサービス手数料として取引金額の3%を購入者は支払うといった仕組み。

代表的な競合

ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社:「STORES.jp
自分で本格的なネットショップがつくれるサービス。

競合優位性

・「BASE」は初期費用、月額費用が無料
・ネットショップオーナー向けの資金調達サービスや、リアル店舗販売を販促支援するサービスなど、オーナーのブランド作りを支える仕組みが充実
・デザイン性の高いネットショップの豊富なテンプレを提供
・百貨店等と提携し、「BASE」出店ショップに対し、リアル店舗出店スペースを提供 ショップオーナーは固定費不要でリスク無くリアル店舗の開設、商品販売が可能に ショップオーナーが自らのブランドの魅力を広める機会を創出
・ヤマト運輸との提携により全国一律の配送料を実現 安価かつ簡易な配送方法でSMBのEC運営をバックアップ

採用関連

機械学習エンジニア、コーポレートエンジニア、Android/iOSエンジニア、デザイナー、PMマネージャー、広報、マーケティング、BizDev、カスタマーサービス、CSマネージャー、カスタマーサクセス責任者、カスタマーサポート、経理スタッフ・マネージャー、経営企画、ファイナンス、FP&A、法務、経理財務、内部統制・内部監査、労務、人事、採用、事業企画

出資・株主

<主要株主>
鶴岡裕太、株式会社丸井グループ、(株)サイバーエージェント、(株)メルカリ、(株)partyfactory

<資金調達>
2013年1月 partyfactory、East Venturesおよび個人投資家を引受先とする
                  第三者割当増資により約2,300万円の資金調達を実施。

2013年10月 サイバーエージェントを引受先とする第三者割当増資により総
                  額約2億円の資金調達を実施。
2014年5月 グローバル・ブレイン株式会社を引受先とする第三者割当増資に
                より約3億円の資金調達を実施。
2016年1月 メルカリを引受先とする第三者割当増資により最大4.5億円の資
                 金調達を実施。
2016年10月 SBIインベストメント株式会社が運用・管理を行うFinTechビジ
                 ネスイノベーション投資事業有限責任組合等のファンド、SMBC
                 ベンチャーキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル3
                 号投資事業有限責任組合、株式会社サンエイトインベストメント
                 を引受先とする第三者割当増資により総額15億円の資金調達を
                 実施。
2018年1月 グローバル・ブレインとマネーフォワードを引受先とした第三者
                 割当増資により総額15億円の追加資金調達を実施。
2018年4月 丸井グループを引受先とした第三者割当増資による資金調達と資
                 本業務提携を実施。 

勝手にキャッチコピー

思い立ったらすぐオーナー

商品管理から決済、発送、お金の管理まで。ネットショップを即日無料で開設したその日から、写真撮影と提供する商品情報のアップだけですぐに販売開始できる。デザインテンプレートも豊富で簡単に始められるから、すぐにネットショップのオーナーになれる。

勝手にペルソナさん

大分県在住・31歳・個人事業主・アクセサリー作りが楽しい

趣味で始めたアクセサリー作り。レジンを使ったり水引を使ったり。今ではBASEで販売してリピーターも増えてきた。資金面や配送面など、欲しいと思っていた機能もどんどん実装される。会社の体制や規模などが気になって調べてみたらどうやら上場しているみたい。小遣い稼ぎに株でも始めようかな。

BASE株式会社を勝手に広報!

BASE株式会社さんを、広報のプロであるプラスカラーの経営陣が勝手に広報しました!紹介動画は「勝手に広報チャンネル」からご覧ください

・独自の決済方法を導入し、出店者が決済会社と契約しなくてよいという点が他のネットショップと差別化されている
・ネットショップは難しいとした人たちに対して、決済方法を簡潔にすることで受け入れやすくしている。
・資金調達サービスを用意することで、お金がない人が新たにブランドを立ち上げるといったことが可能になる。

勝手に広報ポイント①
個人及びSMB層をターゲットにした時代の流れに乗ったサービス

ネットショップ開設実績4年連続No.1で、2021年3月時点で開設ショップが140万軒を突破する人気ぶりの「BASE」。メインユーザーを個人及びSMB(中堅・中小企業)層とすることで、大手ECサイトとの大きな差別化を図っている。ショップオーナーの半数以上が1名での運営で、一人で実施している人が多い。SNSを活用して集客を行い、オリジナル商品を販売するSMB層が活躍している。BASE事業では、2020年3月下旬以降 新規ショップ開設数が急増し、さらに4月以降GMV(流通取引総額)が大幅に増加傾向にある。(2020年4月のGMVは、3月比+103.9% 前年同月比+190.0%の成長)

勝手に広報ポイント②
競合との差別化を図る様々な付加価値を提供

リスクなく即時に資金調達できる金融サービス「YELLBANK」やオンライン決済サービス「PAY.JP」など、ネットショッピングサービスで得たスキルをもとに様々なサービスを展開している。さらに、百貨店と提携し「BASE」出店ショップに対してリアル店舗出店スペースを提供したり、ヤマト運輸との提携により全国一律の配送料を実現するなど、様々な付加価値を提供している。また、連続企業家で、GMOペパボ、CAMPFIREなどの創業者でありエンジェル投資家としても有名な家入一真氏を社外取締役に据えており、今後も様々なサービス展開が期待できる。

勝手に広報ポイント③
全社員人事体制で、未来のBASEをつくるヒューマンリソースを確保

全社員中約6割がプロダクト組織で構成され、2019年7月から採用体制を強化している。2018年までは取締役など部門トップ中心の採用活動だったものを、2019年4月ごろから、各チームが採用活動を中心的に行うスクラム採用へと転換。それにより現場のニーズに合う人材が確保されるため、より良いサービスにつながっていくのだろう。

勝手に広報チャンネルとは

株式会社プラスカラーが企画するYouTubeの動画コンテンツ。
元広報・現役経営者である2人(代表取締役佐久間・取締役斉藤)が最近気になる会社を約30分でリサーチし、約10分で勝手に広報するというチャンネルです。立ち上げの経緯や企画趣旨の詳細はこちらの記事をご覧ください。