COLUMN
分かっているようで分からない、広報とは?
2023.10.18
プラスカラーが提供している『広報ライトプラン』は、新人広報の育成、記者会見準備・運営、PRリテーナー契約など、幅広く広報活動をサポートしています。このコラムでは、広報活動に課題を持つ企業のみなさまへ、プラスカラーの広報のプロが『広報ライトプラン』を通じて伝授している広報のエッセンスを、ちょっとノゾキミするようにお伝えしてまいります!
組織や企業が持つメッセージや価値を効果的に伝え、「企業活動を円滑に行い、利益を最大化させる」ためには、広報活動が不可欠です。この記事を読んでくださっている方の中には広報の必要性は感じているけれども、どんなものかイマイチよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、広報の役割や重要性、マーケティングとの違いについて解説していきたいと思います。
目次
1.広報とは?
広報とは、組織や企業がステークホルダーと互いに良好な関係を構築し維持するためのコミュニケーション活動です。ステークホルダーとは、組織に関係し影響を与えるさまざまな関係者のことを指し、顧客・従業員・株主・メディアや企業周辺に住む住民などがステークホルダーとして挙げられます。
広報は、組織や企業のメッセージや価値観を適切に発信し、イメージ形成や評判管理を行い、ステークホルダーとの信頼関係を構築する重要な役割を担っています。
というと、ちょっと堅くてわかりにくいですね‥‥。
やわらかく言い換えると、広報とは、
「知られていないことを世の中に知ってもらい、社会との信頼形成を担う活動」なのです。
2.広報とマーケティングの違いって?
広報は組織や企業のイメージ形成や関係構築に焦点を当て、ステークホルダーとの関係を構築・維持するコミュニケーション活動ですが、マーケティングは製品やサービスを顧客に提供し、売上や利益を最大化するための活動です。
このように広報とマーケティングは異なる目的を持ちますが、セミナー開催などのように「知られていないことを世の中に知ってもらうための活動手段」が共通することもあり、「企業活動を円滑に行い、利益を最大化させる」という同じ目標を持つ仲間といえる関係です。
ブランド認知などにより企業のイメージや評判が向上すれば、顧客の信頼を得やすくなり、需要の拡大や売上の増加につながり、良い循環が生まれます。広報とマーケティングは、この良い循環を生みだすための活動をする相棒とも言えるでしょう。
3.広報の活動内容って?
広報の活動内容は多岐にわたりますが、代表的なものを4つ挙げたいと思います。
①メディアリリースとプレスリリースの発信
組織や企業が行った重要な出来事や発表、取り組みをメディアに対してリリースすることで、公に情報を提供します。これにより、新聞やテレビ、オンラインメディアなどで組織の活動が報道され、多くの人々に知られるようになります。
②イベントの企画・実施
イベントやプロモーション活動を通じて、一般の人々や特定のターゲットに直接アプローチします。記者会見や記者向け説明会、セミナーや講演会、展示会などがその例です。
③ソーシャルメディアの活用
インターネットの普及により、自ら発信することが可能になった現在ではソーシャルメディアを活用した広報活動も重要です。SNSやブログ、オウンドメディア、YouTubeなどを用いて情報発信や対話を行います。
④ブランド構築と危機管理
広報は、組織や企業の理念や価値観を伝えることにより信頼性や魅力を高め、ブランドイメージを構築・維持するように努めます。また、組織に何らかの危機が発生した場合には、誤った情報が伝わらないように管理し、迅速かつ適切に対応することが広報の役割となります。
4.まとめ
広報は、単に宣伝活動をすることだけではなく、組織とステークホルダーとの間に信頼関係を築くことが目的の「知られていない事を世の中に知ってもらい、社会との信頼形成を担う活動」です。組織や企業の情報を公平かつ正確に伝え、透明性を持ったコミュニケーションを通じて、組織と一般の人々との間に良好でかつ持続的な強い結びつきを生み出すことが重要なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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