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お仕事研究

働き方を変えたママは6割。ママが安心して働き続けるために考えたいこと

2023.3.13

子どもが生まれてから働き方に悩むママは多数います。今までと同じ働き方をするには家族の協力体制が必須です。

現代では、育児は男女差なく行う風潮になりつつありますが、勤務形態はママが変更することが多いのが現状です。今回は、ママにおすすめの働き方と仕事の選び方について解説します。

子育て中のママは6割が働き方を見直す。どんな勤務形態が多い?

子どもが生まれても独身時代と同じような働き方をしたいと思っていても、実際は預け先の保育時間や体調面、子どもの行事との両立などを考えると難しいのが現状です。

ベビーシッターや家事代行を運営する「キッズライン」によると、子どもを持つ親552人のうち子育てを理由に働き方を変えたママは6割を超えるという結果が出ています。

一方、パパの働き方を変えたと回答したのは全体の2割に留まっています。この結果から、子育ては男女ともに行うものという風潮に変わりつつある現代でも、母親の方が働き方を変えることでバランスをとっているということが分かります。

なぜ、多くの母親が働き方を見直すのか?その背景

日本では昭和世代の働き方として、「男性が外で働き、女性は家事や育児をするもの」という考えが一般的でした。しかし、女性の社会進出が増えたり、産休育休制度が整ってきたため、子どもを持ってもパートやフルタイムで働けるようになり、共働きも増えてきています。

しかし、共働きが増えたからといって、働きやすい環境になったかというと一概にそうとは言えません。例えばパパが残業が多い場合、ママが仕事を終えた後ワンオペ状態で家事育児をこなしているということが考えられます。

また、乳幼児の頃は子どもが頻繁に体調を崩すため、夫婦のどちらかが休みを取る状況となりますが、パパの職場の理解がないと頻繁に休めず、結果的にママが多く休むといった状況に陥ってしまうのです。

このような背景があるため、女性が働き方を見直すために勤務形態を変更する状況が多いと言われています。

子育てママが多い勤務形態と職業例

子育て中のママは具体的にどのような職業や勤務形態に変更する人が多いのでしょうか?以下の4つの働き方に見直すママが多いといわれています。

1.時短勤務
→会社員で働いている場合は、条件を満たせば前例がなくても誰でも利用できる制度です。時短勤務の条件は、「子どもが満3歳になるまで」「入社して1年経過」「1週間のうち3日以上勤務している」です。
時短勤務の場合は9時~16時までの労働時間となるので、保育園の延長保育を利用しなくても預けることができます。

例)今まで正社員で働いていた企業で時短勤務に切り替える場合が多い

2.パートタイマー
→多くの場合が時給制でお休みが取りやすいので、子育てママにおすすめの働き方といえるでしょう。パートタイマー向けの求人は、子育てママ向けのものが多く出ているので、残業のない職種、保育時間内のシフトなどがあります。

例)スーパーのレジ、一般事務、コールセンター、飲食店のスタッフなど

3.派遣社員
→派遣会社に登録して指定された会社に働きに行く仕事です。パートより時給が高いのがメリットで、乳幼児の時期は時短勤務をしつつ小学生になったら残業なしのフルタイムなど、働き方を変えることができます。
比較的多く働きたい人で、残業なしの仕事を求めている人にお勧めです。

例)製造業、金融業、保険業など

4.在宅ワーク(リモートワーク)
→在宅ワークとは、自宅にいながら仕事を行う形態を指します。自分の好きな時間に働くことができるので、体調不良が頻繁におこる乳幼児や、家事育児をこなしながら収入を得たいと考えている方におすすめの働き方です。

例)Webライター、デザイナー、ハンドメイド作家など

子育てママが仕事探しを上手に行うコツ

様々な働き方や具体的な職業を挙げてきましたが、子育てママが仕事探しをする場合、どんな条件で会社を選んだら良いでしょうか。

主に5つのことを意識しながら仕事探しをすれば良いでしょう。

【仕事探しを上手に行うコツ】
□休みは取りやすく、残業はないか?
□子育てに理解のある会社か?
□自宅や保育園から通いやすい距離か?
□自分の経験やスキルが活かせる職業か?
□家族が協力してくれる体制が整っているか?

ママが安心して仕事を行うために

ママが安心して仕事を行うためには、家族の協力が不可欠です。

勤務形態を変えることで仕事の負担は軽減されるかもしれませんが、家事の負担は反対に増えてしまう恐れがあります。ママが疲れては家庭は回りませんし、もちろんパパも疲弊してしまったら大変です。

ママが安心して仕事を行うためには、いざという時にパパ側も対応してくれる状況か?ということに尽きるでしょう。子育て中は様々なイレギュラーが起こります。

例えば、急な体調不良の対応や学校への呼び出しの際に、両方が調整の取りやすい状況が作れるというだけでも安心感が変わります。

そしてお互いに感謝の気持ちを忘れずに過ごすこと。「どちらが多く働いている」「家事をこなしている」と比較するのではなく、互いに助け合っているからこそ生活がうまく回っているということを忘れずに過ごすことが重要です。

まとめ: 子育てで働き方を見直すママは多い!それぞれの家庭事情に合わせて無理のない働き方を選択しよう!

子育てによって働き方を見直す家庭は、ママが6割、パパが2割いることが分かりました。
子どもの年齢によって働く時間を変えられる時短勤務や、休みの融通が利きやすいパートタイマーや派遣社員、自宅で働ける在宅ワークなど今はさまざまな働き方が選択できます。

それぞれの家庭事情に合わせて選択していくと良いでしょう。

【ネクストステップの1ポイントアドバイス】

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