COLUMN
広報コンサルやPR会社は必要?【経営者のための広報コラム】
2021.6.3
外部の広報コンサルに入ってもらうと、第三者的な視点で自分たちでは考えつかないアイデア、企画、目線を得ることができます。コンサルの人脈やナレッジ・ノウハウを活用すれば、目的到達までのスピードを早めることも可能。そしていずれは自社で自走できるようになるのが理想的ではないでしょうか。
目次
PR会社と広報コンサル、どちらに依頼するべきか
自社内に広報ノウハウがない、専任の広報人材がいない、という時。「広報コンサル」と「PR会社」のどちらに依頼すれば良いのかと迷うことがあるかもしれません。両者の違いはどんなところにあるのでしょうか?
PR会社は、プレスリリースの執筆やメディアアプローチ・メディアとの関係構築、問い合わせ窓口の担当など、本来は社内の広報部門ややるべき業務を代行してくれます。それに対し、広報コンサルの役割はあくまでコンサルティング。企画提案やプレスリリースの添削はしても、実際に執行するのは自社のスタッフということになります。もちろん広報戦略の策定なども行いますが、それもクライアントと一緒になって作り上げていきます。
PR会社と広報コンサルのメリット・デメリット
PR会社の最大のメリットは、社内の広報業務の負担を軽減させ、プロの広報に代行してもらえるという点。PR会社はすでに広報のノウハウやメディアとのコネクションを持っているので、それを活用した広報活動が期待できるでしょう。デメリットとしては、情報がブラックボックス化するおそれがあり、自社内にノウハウやメディアリストが蓄積されない点です。
広報コンサルのメリットは、自社内では考えつかないアイデアや企画、目線を得られること。その気づきを得られることこそがコンサルの価値です。また、人脈やナレッジ・ノウハウを活用することで、KPI・KGIの達成を早められる可能性も。コンサルタントとガッチリ組んで1年間取り組めば、その後自走できるだけのノウハウが蓄積されるでしょう。デメリットとしては、自社のニーズやコンサルの強みが合致していないと、思うような成果が得られずお互いに苦しい思いをすることになるという点です。
必要なのは人的リソース?ノウハウやナレッジ?
PR会社と広報コンサルに期待できる役割は違うということをお分かりいただけましたでしょうか?
広報コンサルは、経営者や広報担当者が持つ課題感をヒアリングしながら、アイデアや問題点をあぶり出したり、コミュニケーションを通して施策を決めていったりもします。広報のリソース不足を補うためならPR会社、社内で広報スキルやマインドを育てていきたいなら広報コンサルというように、使い分けて活用するのが良さそうですね。
上流の広報戦略から下流の施策まで
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ちなみに、広報活動の上流である戦略立案・コンサルから、実際の施策実行に至るまでを一気通貫で頼みたいんだけど……という場合もご相談ください。必要に応じてご対応させていただきます。広報コンサルにPR会社の役割をオプションでプラスするイメージですね^^
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